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25.12.01
シキタリエ
尼崎在住の編集&ライター。趣味はZINEの制作やアコーディオン、お茶をすること。

11月中旬に開催されていた「第36回MOA美術館尼崎市児童作品展」へ行ってきました。尼崎市に住む小学生の児童が夏休みに描いた絵画と書道の作品がずらりと展示され、多くの方が鑑賞に訪れていました。

木々の紅葉するシーズンはアートや書道を楽しむのにぴったり。会場は、駐車場も充実しているのが便利な中央北生涯学習プラザです。


受付で受賞作品一覧の掲載された冊子を受け取ります。作品は、1階と2階の2フロアに渡って展示されていました。

絵画か書道いずれかに応募が可能で、厳正な審査のうえ選ばれた作品群がずらりと並ぶので見応えたっぷり!

兵庫県私学総連合会賞を受賞した作品は、阪急電車を描いていました。あふれる緑のなかを走る車体のマルーンカラーが目を引きます。



さまざまな賞が設けられているなか、尼崎市長賞は一面に咲き誇るお花をスマートフォンで撮るシーンを描いた六年生の作品でした。ギャラリーのみなさんから「イマドキの設定でいいね!」と感心する声が漏れ聞こえてきました。


絵画作品は41の小学校から400点の応募があり、そのなかから143点が金賞、銀賞、銅賞、そして入賞作品に選ばれていました。審査員の講評によると「何を感じて描いたのか、そのためにはどの様な材料や用具を使って工夫したのか」などを大切に見られたとのことです。

お次は書道作品です。349点の応募があり、127点が選出されていました。こちらは特別賞を受賞した作品です。見入ってしまう凛とした筆運びですね。


見応えがあって、時間が足りないように感じるほど。審査員の講評にも、高学年の作品はレベルが高く選ぶのに苦戦されたことが記されていました。低学年の作品からは、のびのびと筆を運んだことが伝わってきて、心が和みました。金賞以上の受賞者には表彰式もあったそうです。かけがえのない思い出と自信になりますね。
気が早いですが、来年の「MOA美術館作品展」も楽しみです!
| イベント名 | 第36回MOA美術館尼崎市児童作品展 |
| URL | https://acegn.moaart.or.jp/contents.php?c=local_info&id=ihq9qgqnarxg |
尼崎ライター
シキタリエ
阪急武庫之荘駅と塚口駅の中間くらいに暮らす編集&ライター。料理専門誌や情報誌、広告系の執筆を中心に、作文教室『ASOBUN』も開いている。尼崎で生まれ育った夫、小学生の娘との3人暮らし。これまで大阪や神戸にも住んだことがあるが、一番肌が合うのは尼崎。習い事は絵画教室とボタンアコーディオン。最近の趣味はZINEの制作。
2025.12.1 - 2025.12.7