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25.12.19
KZ
京都出身で、京都から一度も出たことのない人。読書と海鮮を愛し、仕事を一生懸命にこなしつつ、家族との時間も大切にする。

自然豊かな街として知られる大阪府箕面市には、地元で愛される名物や、ユニークな特産品がたくさんあります。今回は、そんな箕面の魅力を楽しめる3問を用意しました。知っているようで知らない、箕面の新たな一面が見えてくるかもしれません。
あなたは何問わかるでしょうか? クイズで箕面の魅力を再発見してみませんか。
箕面市のローカルビール「箕面ビール」は、昭和52(1997)年の創業以来、厳選された麦芽とホップを使用し、時には地元の名産である柚子や近隣の果物、酒米麹などを組み合わせ、多彩なクラフトビールを醸造しています。そんな人気銘柄の中には、箕面を象徴するある動物を描いた限定IPAも。ラベルに登場する、箕面市でおなじみの動物とは何でしょう?
A. カモシカ
B. サル
C. ネコ
D. イヌ
×【A】カモシカ
カモシカがモチーフのビールといえば、富山県黒部市のクラフトビール「宇奈月ビール」があります。立山の雪解け水と、黒部産二条麦を使用し、添加物を加えない自然派ビールです。
カモシカは黒部峡谷周辺に生息する富山県を象徴する動物で、同社のボック「カモシカ」は甘みとコクが調和した、初心者でも飲みやすい人気の黒ビールです。
◯【B】サル
正解です。
箕面山には古くからニホンザルが生息しており、現在も箕面川渓谷に沿った森林地帯で2~3の群れが社会的な生活を営んでいます。雌滝周辺では姿を見かけることもあり、行動が観察しやすいことから学術的にも貴重とされています。
そんな箕面を象徴するサルをモチーフにしたのが、箕面ビールの「おさるIPA」。5種類のアメリカンホップを贅沢に使い、ホップの香りを最大限に引き出したキレのあるIPAで、爽やかな苦みとすっきりしたのど越しを楽しめる一本です。
×【C】ネコ
ネコがモチーフのビールといえば、スーパーでも見かける「水曜日のネコ」が有名です。
“週の真ん中くらいは、ネコのようにのんびり飲んでほしい”という想いから名づけられ、スタイルはベルギー発祥のベルジャン・ホワイトエール。オレンジピールとコリアンダーシードの、爽やかな香りと甘酸っぱい味わいが特長。苦味が少なく、ビールが苦手な人にも人気です。
×【D】イヌ
イヌがモチーフのビールといえば、京都・伏見の黄桜が手掛ける「ラッキードッグ」。アメリカ産シトラホップを贅沢に使い、柑橘系の華やかな香りとシャープな苦味が特長です。
日本酒づくりに使う米を原料に加えることでホップ感が際立ち、飲みやすい仕上がりに。酒造メーカーのこだわりが詰まった一本で、肉料理との相性も抜群です。
箕面市は、北摂の山並みとまちなかの緑が豊かで、大阪梅田から車で約20分という都市近郊にありながら、市街地のそばに田んぼや畑が広がる環境が魅力です。市内では朝市も開かれ、地元農家が育てた新鮮な農産物が気軽に楽しめます。特産品には山椒やビワ、ユズなどがありますが、なかでも“スイーツ級”の甘さで人気を集め、収穫体験も行われてきた野菜とはどれでしょう?
A. アイストウモロコシ
B. アメーラトマト
C. 春ニンジン
D. ミルキーベリー
◯【A】アイストウモロコシ
正解です。
箕面の「やなもり農園」は、独自の農法で本当においしい野菜づくりに挑む、知る人ぞ知る人気農家です。日々の研究から生まれる職人技の野菜は、有名レストランのシェフも唸るほど濃厚な味わい。
なかでも、夏に収穫される「アイスとうもろこし」は“スイーツ級”の甘さが特長で、メディアにも度々取り上げられる看板野菜です。糖度が高く、生でかじっても柔らかくジューシーで、まさに感動の味わい。冷やして食べるとさらに美味しく、火を通すと甘みがいっそう際立つのだとか。
×【B】アメーラトマト
アメーラトマトは、静岡県と軽井沢で栽培される高糖度トマトのブランドで、品種名ではなく、独自の栽培基準を満たした特別なトマトのことです。名前は静岡弁の「甘いでしょ」に由来。
水分を極限まで抑えて育てるため、収量は少ないものの、小ぶりな実で、甘み・うまみ・酸味が凝縮した濃厚な味わいが特長です。近年は海外でも生産が広がっています。
×【C】春ニンジン
春ニンジンといえば、全国トップの生産量を誇る徳島県がよく知られています。甘くて柔らかいのが特長で、栄養も豊富。雨を避けて育てるトンネル栽培で、水分を抑えてじっくり育てるので、甘みが凝縮します。ジュースやサラダ、スティックなど、素材そのものの味を楽しむ食べ方がおすすめです。
×【D】ミルキーベリー
ミルキーベリーは、栃木県で栽培されている希少な白イチゴです。果皮も果肉もまっ白なのが最大の特徴で、未熟な色に見えますが、しっかり甘みがあります。
一般的なイチゴとは香りも味わいも大きく異なり、その風味は桃や洋梨に例えられることも。生産量が少なく、市場でもレアなイチゴとして知られています。
かつて箕面市の前身・箕面村は、花卉(かき)栽培が盛んな“花づくりの村”として知られていました。そんな歴史をもつ箕面市では、今でもある花の生産量が大阪府内トップクラスを誇り、その花にちなんだ祭りが開催されたこともあります。
では、その花とはどれでしょう?
A. チューリップ
B. カーネーション
C. ミモザ
D. ダリア
×【A】チューリップ
チューリップの生産で有名なのは富山県で、令和2(2020)年産の球根出荷量は全国1位。県花にも指定されています。
なかでも砺波(となみ)市は県内随一の産地で、例年「となみチューリップフェア」を開催。令和8(2026)年には75回目を迎え、300品種・350万本が咲き誇るイベントとして知られています。また、市内の「チューリップ四季彩館」では一年中チューリップが楽しめます。
×【B】カーネーション
長野県では昭和初期からカーネーション栽培が始まり、現在は全国生産量の約2割を占める日本一の産地です。出荷のピークは夏から秋。とくに標高の高い佐久地域は涼しい気候をいかし、カーネーションの名産地として知られています。
カーネーションは「母の日」を象徴する花として親しまれ、日本でも5月第2日曜に贈る習慣が広く定着しています。
◯【C】ミモザ
正解です。
箕面市は大阪府内でもトップクラスのミモザの産地。栽培は明治時代から続いているといわれ、一部の市民にとっては身近な花でした。
3月8日の「国際女性デー」はミモザが象徴の花。イタリアでは“ミモザの日”として女性に花束を贈る習慣があります。
これにちなみ、令和7(2025)年3月には市内で初めて「ミモザフェスティバル」が開催され、ミモザをテーマにしたスイーツやドリンク、アクセサリーなどが並びました。高校生と地元店が共同開発したスイーツも話題となり、同年10月からはスイーツや花束がふるさと納税の返礼品となりました。
×【D】ダリア
ダリアの主産地として有名なのは長野県で、生産量は全国1位です。
ちなみに、関西では兵庫県宝塚市が代表的な産地で、全国の約4分の1の生産量を誇り、近年市花にも指定されています。市内には約300種・10万本が咲く「宝塚ダリア園」があり、夏と秋の開園期間には色とりどりのダリアが楽しめます。さらに、市民約500人がダリアのブーケ約1100個を並べ、「最多の個数を使ったブーケの列」としてギネス世界記録に認定されたこともあります。
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ライター
KZ
根はのんびりマイペースなタイプ。好奇心旺盛で、英語や映画、簿記、ITなど気になるものをつまみ食いしがちだが、熱しやすく冷めやすい。最近は健康を意識してゆるく砂糖断ち中。 読書好きでガジェットも好きなため、最近は読書用にタブレットを新調。このままいくとスタイラスペンにもこだわり出してしまいそうで、自分を必死に制しているところ。
2025.12.12 - 2025.12.18