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吹田市の新旭町通り商店街に、コーヒーの生豆と器具を販売する「皆知珈琲」がオープンしました。

店主の南さんは、2025年1月に焙煎教室に通い始めたことをきっかけに、コーヒーの焙煎や抽出の魅力にはまり、以前住んでいた吹田市にお店をオープンを決めたそうです。扱う商品は、生豆と器具。まずは生豆や焙煎などを知ってもらおうと、生豆の焙煎体験ができるのが「皆知珈琲」の特徴です。

家庭用の器具で焙煎するスタイル。「器具を温めて約5分ほどで豆の表情が変わってきます」と南さん。焙煎が進むと、ぱちぱちと豆がはぜる音が聞こえ、ふわっと香りが立ち上がります。

焙煎が終わるとミルで豆を挽き、ドリップへ移ります。ドリップの際のお湯の注ぎ方にもコツがあり、「落ちるスピードと注ぐスピードをそろえて、細く注いでいくこと」と南さん。抽出中にふくらむ泡や、表面に浮かぶ油膜の色合いなど、香りだけでなく、自分で焙煎したコーヒーができ上がっていく過程そのものを楽しめるのも魅力です。実際に試飲すると雑味がなく、すっとした軽さが印象に残りました。

焙煎体験メニューは「500ml(2人向き)」1,800円+生豆代(20g)と、「250ml(1人向き)」1,000円+生豆代(10g)で、いずれもお菓子付です。また、1人追加で+300円となります。「できるだけお客さん自身に手を動かしてもらい、焙煎の楽しさを体験してほしい」と南さん。2026年2月から焙煎教室を計画中とのことで、「淹れ方で味や風味が変わる面白さも伝えていきたい」と話していました。

「焙煎したてのコーヒー」(500円)もあり、こちらは気軽に煎りたて、挽きたてのコーヒーを味わえます。

生豆は100g単位で販売。エチオピアやタンザニアなど6種類あります。


焙煎器具やドリッパーなども取り扱っています。2025年内は割引もあります。

また、店内でのイベントを予定。2026年1月2日(金)10:00~17:00には「タロット占い(コーヒー付)」2,000円や、1月19日(月)14:00~には麻酔科標榜医の芝川百合子さんと家庭焙煎講師の山添友美さんを招いての「メディカルカフェ認知症編」4,000円が開催されます。
| スポット名 | 皆知珈琲 |
| 営業時間 | 10:00~17:00 |
| 定休日 | 月~木曜 |
| 問い合わせ | – |
| アクセス | JR吹田駅下車 約8分、阪急吹田駅下車 約20分 |
| 住所 | 吹田市内本町2-1-16【MAP】 |
| URL | @kaichi_coffee |
吹田ライター
Iwamoto.K
大阪在住。吹田市は大学時代を過ごした思い出の街。地図を見ること、道を歩くことが好きで、一度通った道のことは割と覚えている。土地の記憶を辿ったり、考えたりするのも良い。
2025.12.17 - 2025.12.23