箕面 TOKK
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箕面 TOKK
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26.01.19
nico
箕面市寄りの吹田市在住。趣味は名建築探訪、山歩き+温泉でリフレッシュすること。

おしゃれなカフェが続々とオープンしている「箕面船場阪大前」駅界隈を散策。少し外れたところにポツンとある何やら素敵なお店を発見しました。こちらは1960~70年代にかけての北欧ヴィンテージ家具やランプシェード、食器、インテリア雑貨を専門に取り扱う「北の椅子と」大阪箕面店になります。緑のツタに覆われた外壁とデンマークの赤い国旗が目印です。入り口付近に並べられた愛らしい籐カゴに誘われ、店内へ。

ぬくもりのある灯りに照らされたテーブル&椅子、キャビネットに飾られたインテリア雑貨や食器たち。まさに「北欧の暮らし」「北欧の空気感」をそのまま再現したお店です。北欧デザインではなく、ほんものの北欧家具が放つオーラにどっぷりと浸れます。

20年以上前になりますが、まだ大阪箕面店がない時代、「北の椅子と」神戸和田岬店に家具を探しに行ったことがあります。兵庫運河に面した倉庫型店舗で独特な雰囲気を今でもよく覚えています。当時から一貫して北欧ヴィンテージ家具を扱う専門店としてファンを魅了してきました。
ちなみに「北の椅子と」の「と」の後には、あなた、暮らし、ものがたりなど、家具がもたらしてくれる「何か」をお客さんが自由に想像して付け加えてもらえたら…ということです。

店名からもわかる通り、店内には椅子がたくさん。常時、100脚以上を展示・販売しているそうです。「デザインもですが、実際に座ってみて『しっくり来る』椅子を選んでいただくのがいちばんです。北欧の家具はデザインがすっきりとシンプルなので、お手持ちの他の家具にもすんなりと馴染んでくれます。椅子やテーブルはセットでなく、椅子1脚から購入していただけます。何年もかけてお気に入りを少しずつ買い足していくのも素敵ですね」と店主の早川さん。
椅子ひとつ取っても、カタチも材質もさまざま。一回で決めず、イメージを持ち帰って何度か通って運命の1脚に出逢うお客さんも多いのだそう。素敵な家具に囲まれて、「あれもいい、これも素敵~」と思い悩みながら選ぶのも楽しい時間になりそうです。

この日もさまざまな年代のお客さんが来店されていて、北欧ヴィンテージ家具の根強い人気ぶりがうかがえます。
ヴィンテージ家具と聞くと少し敷居が高く感じられる方もいるかと思いますが、意外とお求めやすい価格のものもあります。昔のいい材料を使い、腕のいい職人が手仕事で仕上げているため、丈夫で狂いがなく、それでいて味わいがあり、世代を超えて受け継いでいけるので、長い目で見るといいお買い物になりそうです。

それぞれの商品には樹種や特徴、サイズ、価格など手書きの丁寧な説明が添えられています。スタッフさんも心の底から北欧ヴィンテージ家具を愛されていて、家具選びはもちろん、おうちでのお手入れ方法まで丁寧にアドバイスしてくれます。無理に勧めることもなく、自分のペースでゆっくりと見て回ることができます。

どんなお部屋にも合わせやすいチークやオークを用いた木の家具が多い印象です。マット仕上げで、ぬくもりのある木の風合いが出るようにリペアするのが、「北の椅子と」のスタイルなのだそう。

絵柄タイルを天板に組み込んだテーブルも数点あり、当時のトレンドがうかがえます。ロイヤルコペンハーゲンのタイルを使ったテーブルもありました。ある期間限定で家具デザイナーとのコラボで作られたのでしょうか、めずらしいとのことです。
年に数回、北欧に出向き、良質なヴィンテージ家具を厳選して買い付け。「今、ちょうど最後の寄港地にコンテナが届き、間もなく日本の港に入ってきます」と心待ちにされていました。どんな家具が届くのか、楽しみですね。

スタッフさんに声をかければ、コーディネートの提案もしてくれます。お部屋やお手持ちの家具を事前に撮影しておくと、より具体的なアドバイスがもらえそう。春に向けて、お部屋をイメチェンするのもいいですね。

イギリスから届いたヴィンテージのカップ&ソーサー。美しい花柄の食器たち、キッチンに飾りたいなぁ。

一点一点違う表情を持った北欧ヴィンテージ食器。スウェーデン「ロールストランド社」のハンドペイントのヴィンテージものです。

ぬくもりのある灯り。ひとつ、お部屋に取り入れるだけでぐっと雰囲気がよくなりそうです。

イランの手織り絨毯ギャッベ。クッションカバーや鉢カバーなど、気軽に取り入れやすいものもあります。

真鍮やアイアンの金具たちも。
◆椅子の張り替えサービス

店内奥の工房では椅子・ソファーの張り替え作業も行われています。「ちょっと座り心地が悪くなってきたな」という場合、持ち込みを。他店で購入した椅子にも対応しています。生地もさまざまなタイプのものが用意されていて、レザー、デンマークのデッドストックファブリックやイタリアのコットンリネンなど他ではなかなか見られないような生地も。座面をひとつ変えるだけでも、いつものお部屋の雰囲気が変わり、おうち時間が楽しくなりそうです。ダイニングチェアの座面の張り替え工賃は3850円~。
◆買取りサービス
また、引っ越しや模様替えなどで使わなくなった北欧ヴィンテージ家具の買取りもしてくれるようです。使い捨てではなく、サスティナブルなライフスタイルもヴィンテージ家具の魅力ですね。
◆「北の椅子と」大阪箕面店への行き方
最寄りは「箕面船場阪大前」駅です。②または③出口から地上に上がり、セブンイレブンと大阪大学の間の道を東方面に少し歩き、船場東交差点を左折。4つめの通り(ジェットのある通り)を右折し、2つめの四つ辻を超えた右手にあります。駅から歩いて9分です。

卸売り「ジェット」のあるブロックのもうひとつ東のブロックになります。

壁に「北の椅子と」と書かれています。
車の場合、お店に駐車場はないので、近くのコインパーキングを利用してくださいね。ちなみに向かいにあったコインパーキングは現在新しいビルの建築工事中で利用できませんのでご注意ください。
◆他エリアの店舗情報
神戸和田岬、三ノ宮、それから亀岡市の山中に突如現れる大型アンティークモール「Buff Antique Mall」内にもブースがあります。亀岡のモールには全国から20店舗ほどのアンティークショップが集合しているそうで、こちらも非常に気になります。萱野から箕面有料道路経由、箕面バイパス北口から15分のところにあり、春になったらドライブがてら訪れてみたいと思います。
| 店舗・施設・スポット名 | 北の椅子と 大阪箕面店 |
| 時間 | 12:00~18:00(平日は~17:00) |
| 定休日 | 火~木曜 ※臨時休業あり |
| 問い合わせ先 | 072-703-3522 |
| アクセス | 北大阪急行・箕面船場阪大前駅下車 約9分 |
| 住所 | 箕面市船場東2-4-3【MAP】 |
| 公式URL | https://kitanoisu-to.com/ |
箕面ライター
nico
北摂生まれ、北摂育ちのnicoです。箕面市寄りの吹田市在住。女子力高めの夫とのふたり暮らし。趣味は名建築探訪(東京タワーと国立新美術館が好き)、山歩き+温泉でリフレッシュすること。
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