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26.01.19
TOKK編集部
創刊50年を超える阪急沿線情報紙TOKKと、WEBメディア・TOKK関西を運営しています。

あべのハルカスの展望台「ハルカス300」では、「もしも大阪が宇宙に迷い込んだら」をテーマにしたイマーシブプロジェクションマッピングが、2026年4月23日まで開催されています。地上約300mから望む大阪の360°のパノラマ夜景に、惑星や彗星など天体のダイナミックな映像が重なるスペクタクルな宇宙散歩。記者が実際に体験してみました!
あべのハルカスは、JR天王寺駅・地下鉄天王寺駅・近鉄阿部野橋駅・阪堺上町線天王寺駅前駅と直結しています。展望台へ行くには「あべのハルカス」地下1階にあるシャトルエレベーターから16階のチケットカウンターへ。最上フロアの58・59・60階が「ハルカス300」となっています。
「ハルカス300」では、開業翌年の2015年から毎年冬にプロジェクションマッピングを用いたイベントを開催しており、今回の「もしも大阪が宇宙に迷い込んだら」もその一環。「もしも大阪の街が月に近づいたら」「もしもブラックホールが大阪の街に現れたら」といった宇宙にまつわる「もしも」とそれに対する仮説をイメージした映像が、回廊をめぐるガラス面や床などに映し出されます。

近鉄不動産ハルカス300担当の土田悠斗さんに話を伺いました。「宇宙」というテーマに決定した背景は「今回は万博もあり、地球規模で人々がつながったので、世界を飛び越えた宇宙というスケール感で映像体験を楽しんでほしかった」とのこと。
プロジェクションマッピングを構成する「もしも」のクエスチョンやそれに対する答えは、大阪大学大学院の宇宙地球科学専攻・寺田健太郎教授による監修で、天文学データに基づいて映像から解説まで作られているそうです。かなり本格的ですよね!
また、これまでの「ハルカス300」でのプロジェクションマッピングは主に映像をガラス窓に投影する演出でしたが、今回は回廊の天井にオーロラをイメージして装飾したり、謎解きを実施したりするなど、空間全体をテーマと同じ世界観で統一した立体的なイベントとなっています。

イベントは大きく分けて「プロジェクションマッピング」「惑星診断」「謎解き」の3本柱。まずはプロジェクションマッピングをじっくり見ていきましょう。60階エレベーターの扉が開くと、目の前には球体に映し出されるウエルカムマッピングがお出迎え。金星や火星や海王星など、さまざまな惑星に変化しながら金色や青色などの光が炸裂し、この幻想的な展示だけでもしばらく見入ってしまいます。

理科の授業で習った惑星の名前が次々に浮かび上がり、映像も目まぐるしく変化します。「地球に寄り添う月:直径は地球の約0.27倍」といった解説にも、思わず「へえ〜」と呟きが。ずっと昔に習ったことが、うっすらよみがえります。


ハイライトの2つ目が、北面の窓に映し出される「もしも地球が月に近づいたら」の物語を映像化したプロジェクションマッピング。「重力が変化して海面が上昇し、ハルカス300も海に沈んでしまうかも」という仮説のもと、月が目前に迫り大阪が飲み込まれ、魚が夜空を泳ぎ回るSFショーのような動画が映し出されます。


続いて西方向に進むと、通天閣を真上から見下ろせる絶景ポイントが。その床面にも外と同じ夜景が投影され、ピンクや青色に光るベールのような映像が重ねられています。

窓の向こうの現実世界と床のプロジェクションマッピングが融合した異空間のような景色に、撮影をする人が多数。これは「地球が太陽に近づき、太陽の表面で大爆発が起こったら、超強力な磁気嵐が発生して大阪でもオーロラが観測される」という仮説をイメージ化した2つ目のプロジェクションマッピング。

さらに進むと、「大阪がかなり遠くの宇宙に迷い込んだら」というテーマのプロジェクションマッピングが。太陽系の外で発見されている星は6000を超えており、その中には「二つの太陽を持つ惑星」「ダイヤモンドの星が降る惑星」などユニークな惑星もたくさんあるそう。そんな、実在する不思議な惑星の姿も、リアリティたっぷりに夜空に映し出されます。

他にも、「もしも、太陽の質量が2倍になったら?→火星への引っ越しがおすすめ」「もしも、小惑星の上に降り立ったら?→ものすごく“酔い”ます」など、さまざまな宇宙の「もしも」に関する解説パネルが設置され、単に映像を楽しむだけでなく「へえ〜」な学びポイントも多数。



さて、体験型イベントの目玉である「惑星診断」は、設置された端末を使って質問に答えていくと、「自分にぴったりの惑星」が診断されるというリアル星占い。

こちらも寺田教授による監修で、診断結果が吹き抜けになった「天空庭園」のツインタワーに映し出されます。
実際に「惑星診断」に挑戦してみました。「Q:未知の惑星で生き抜くために大切なことは?」の問いに対して「A:諦めずに行動する/状況や環境を分析する/仲間と協力する」の3択で選ぶなど、心理テストに近い内容で思わず真剣になってしまいます。

その結果、私の性格は「どんな過酷な状況でも、鋼のようなメンタルでやり抜く力を持つ」などと診断されました。自分にぴったりの惑星は「WASP-76b」だそうです。この惑星の特徴は「昼夜の温度差が1000℃近くもある、過酷な環境の星」とのこと。なかなか当たっているかもしれません(笑)。鉄がマグマのように煮えたぎる「WASP-76b」がツインタワーに映し出されると、なんだかうれしくなります。
このほか、プロジェクションマッピングに連動した謎解きイベントもあります。LINEで参加するスタイルで、フロアのどこかに隠された謎を解決する仕掛け。こちらは、会場に行って実際に取り組んでみてください!

高さ300mから望む夜景に宇宙をイメージしたプロジェクションマッピングが重なる幻想的な景色は、まさにここでしか見られない特別な体験。眼下に広がる大阪の夜景と融合し、360度見渡す限り宇宙空間に包まれているような、圧倒的なスケール感と没入感に浸ることができます。いつもと違った大阪の夜空を堪能できる天空宇宙散歩、いかがですか?

イベントはもちろんのこと、「ハルカス300」には他にも見どころがたくさんあります。夜景を眺めながら食事ができるカフェダイニングバーや、あべのべあグッズが揃うショップ、絵馬奉納所、記念メダル販売機などが設置されたコーナーがあり、「見る・食べる・遊べる」が詰まった観光スポットとしてもにぎわっています。



60階展望フロアからは、北は大阪の市街地、南は関西空港や堺市方面、東は生駒山、西は明石海峡大橋・淡路島・六甲山まで見渡せます。昼と夜で眺望がガラリと変わるので、ぜひ、色んな時間帯に訪れてみてください!


| イベント名 | イマーシブプロジェクションマッピング 「もしも大阪が宇宙に迷い込んだら」 |
| 場所 | ハルカス300 |
| 期間・時間 | ~2026年2月11日 18:00~22:00 2月12日〜3月29日 18:30〜22:00 3月30日〜4月23日 19:00〜22:00 ※最終入場 21:30、上映終了21:50 ※実施日時は変更となる可能性がございます。最新情報は公式HPをご確認ください |
| 料金 | 無料(展望台入場料は別途必要) ※謎解きイベントは500円 |
| アクセス | OsakaMetro天王寺駅下車すぐ、OsakaMetro阿倍野駅下車 約4分、JR天王寺駅下車すぐ、近鉄大阪阿部野橋駅下車すぐ、阪堺電車天王寺駅前駅下車すぐ |
| 住所 | 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43【MAP】 |
| URL | https://www.abenoharukas-300.jp/observatory/projection-mapping |
TOKK編集部
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