梅田 TOKK
Clouds
0.3
TOKK(トック)大阪京都神戸阪急沿線おでかけ情報メディア
WEB版「TOKK」が「TOKK関西」にリニューアル
URLが変更になりました
検索する
閉じる
梅田 TOKK
Clouds
0.3
26.01.20
TOKK編集部
創刊50年を超える阪急沿線情報紙TOKKと、WEBメディア・TOKK関西を運営しています。

高級クラブや割烹(かっぽう)が軒を連ね、「大人の社交場」とも言われる大阪・北新地。その一角に2025年12月、ドーナツの一種「フレンチクルーラー」の専門店「MON CRULLER(モンクルーラー)」がオープンしました。シュー生地を揚げたフレンチクルーラーは、ふんわりとした食感が魅力。かわいらしい外観のお店には、生地のおいしさをシンプルに味わえるものから、クリームたっぷりの贅沢(ぜいたく)なものまで、常時8種類のフレーバーがそろっています。

フレンチクルーラーだけをテイクアウトで販売する「西日本初」の専門店です。奈良県橿原市に本社を置く「奈良スイーツ」が運営しています。
フレンチクルーラーに絞ったのは、コロンと波打つようなフォルムと、ふわっと軽くやさしい舌ざわりが「お客さんに愛されるスイーツになるのでは」との期待からだそう。数々のグルメがしのぎを削る北新地でブランド力を高め、将来的には地元・奈良での展開も目指しています。

ちなみに店名の「MON CRULLER(モンクルーラー)」は、フランス語で「私のクルーラー」の意。この「MON(モン)」には、大切な相手に愛情を込めて呼びかけるニュアンスも含まれることから、「作り手とお客さんを一つの輪のようにつなぐ存在になりたいとの思いも込めています」と広報の柳川優衣さんが教えてくれました。

フレーバーは、定番が7種類と期間限定1種類の計8種類。店先のカウンターに置かれた写真入りのメニューを見て、商品を選びます。

人気メニューは、「クレーム・ド・パリ」(418円)。横半分にカットした生地にカスタードクリームがサンドされています。クリームは生地と合わせた時になじみすぎず、固くならず、程良い甘さになるようにと工夫されたそう。上にはローストアーモンドがたっぷりと添えられています。「迷った時にはまずこれを選んでいただけたら。ふわっとしていて2個でも3個でも食べられます」と柳川さん。リピート率もトップだそうです。

「デリス・オランジュ」(418円)は、紅茶風味のグレーズ(砂糖衣)でコーティングされた生地にピスタチオとオレンジスライスがのっています。紅茶の香りと柑橘(かんきつ)系のさっぱりした風味が絶妙にマッチしています。

「ブール・サレ・アメール」(363円)は、焦がしバターの香り豊かなグレーズに薄く塩をふり、ピスタチオがトッピングされた一品。塩味が甘さをさらに際立たせ、ピスタチオの食感も心地良いアクセントになっている印象です。

バニラ風味のグレーズで仕上げられた「ヴァニーユ」(363円)は、シンプルかつ程良い甘さを感じられるスタンダードな味わいでした。

「カシスフロマージュ」(418円)は、カシスとクリームチーズを混ぜた甘酸っぱいクリームがサンドされています。筆者が試したところ、赤ワインとの相性もぴったり。


甘さ控えめが好みの人には、シナモンシュガーをまぶした「ボヌール・カネル」(308円)や、シンプルに砂糖だけをまぶした「ボヌール・シュクレ」(308円)がおすすめです。揚げたてのサクッとした衣の食感とやさしい甘さが口の中でしっとりとほどけていきます。フレンチクルーラーの魅力をストレートに味わうことができる品々です。

期間限定品は、季節やイベントに合わせて登場します。2026年の第1弾は、1~2月限定の「ルージュベリー」(418円)。複数のベリーのさわやかな酸味と芳醇(ほうじゅん)な甘みが一口ごとに広がるプレミアムな一品です。

一番こだわったのは、生地の素材・配合と揚げ油です。ドーナツの調理経験が豊富な村山里歩店長が中心になって約半年、試行錯誤を繰り返し、北海道産の小麦粉と国産の米油を使ったレシピを完成。おいしさとふわっと軽い口当たりを実現させました。別の場所にあるキッチンで、一つひとつ手作りしています。

シュー生地はイーストやベーキングパウダーを使わず、水分をしっかりとばしてから、卵と混ぜ合わせることで膨らみます。「ふんわりと膨らむように最も気を配っているのが生地の硬さ。卵を加えるタイミングが重要なんです」と村山店長。キッチンの室温は生地への影響が大きいため、一定に保つよう、ドアの開け閉めにも注意を払っているそうです。


できたての商品は1日3回、12時と15時、18時にお店に運ばれてきます。各時間とも売り切れると、次の回まで補充がありません。
柳川さんによると、ゆっくりと選ぶには平日なら14時から16時がおすすめ。お昼ごろはランチのため社外に出てくる周辺の会社員で、夕方は会社帰りや、このあたりのお店に出勤する人たちでにぎわうのだそう。また日曜日は比較的、人通りが少なくなるエリアとあって、梅田でのショッピングの合間に立ち寄るのも良さそうです。お店の営業は22時までですが、18時から提供される商品が売り切れると閉店してしまうので、夜はお早めに。


「フレンチ」という言葉から連想して生まれた、オリジナルキャラクターのフレンチブルドッグも人気です。フレンチクルーラーとたわむれながら、愛らしい表情を見せています。
ロゴ入りのテイクアウトボックス(大小いずれも100円)や紙袋(30円)は、写真映えするからと、希望するお客さんも多いそう。スイーツファンだけでなく、愛犬家の心にも響いたようで、自身の愛犬と商品を一緒に撮った写真をSNSに投稿するお客さんも。キャラクターのグッズ化を期待する声も寄せられているそうです。フレンチクルーラーの詰まったかわいらしいボックスを手にすると、ささやかな幸せを感じて心も弾みました。

最寄り駅はJR北新地駅です。地下にある同駅の東西改札口のほぼ中間にある通路を南に向かい、「11-21出口」のエスカレーターを上がると、国道2号沿いに出ます。振り返ったところにある信号を渡り、東に約100メートル。その最初の角を南へ曲がって少し歩くと、東側のビルの1階に間口1.2メートルのこぢんまりとしたお店が見えてきます。

ペールグリーンの壁にストライプの軒先テント。キュートなフレンチブルドッグのイラストがあしらわれた看板。まるで絵本の1ページのような、たたずまいです。
お客さんは30代以上の大人世代が中心。女性が6割を占め、自分へのごほうびや知人へのおみやげ、会社の同僚への差し入れなどとして買い求める人が多いそうです。
※( )内はいずれも税込み、2026年1月の価格
| スポット名 | MON CRULLER(モンクルーラー) |
| 時間 | 12:00~22:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 電話番号 | 070-1462-5193 |
| アクセス | JR「北新地」駅から徒歩約3分 大阪メトロ「西梅田」駅から徒歩約5分 |
| 住所 | 大阪市北区曽根崎新地1-6-13 ニューセントラルビル103【MAP】 |
| URL | https://moncruller.jp/ |
TOKK編集部
TOKK編集部
創刊50年を超える阪急沿線情報紙TOKKと、WEBメディア・TOKK関西を運営。 阪急・阪神沿線のローカル情報から、関西全般のおでかけ情報まで、グルメ、話題のニュース、街の気になる疑問など、様々に発信しています。