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26.01.22
TOKK編集部
創刊50年を超える阪急沿線情報紙TOKKと、WEBメディア・TOKK関西を運営しています。

古くより交通の要衝として栄えてきたこのエリアには、いま大河ドラマで話題の豊臣秀吉がこだわったものがあるのをご存じでしたか? 他にも江戸時代の額など、茨木・摂津の寺社を訪れれば、知らなかった歴史に出合えるかもしれません。今回はそんな問題を厳選しました。
大阪府摂津市一津屋の味生(あじふ)神社は、かつて淀川の渡し船の船着場があった、水上交通の要地に鎮座する神社です。
この神社の境内には、摂津市の有形文化財に登録されている“あるもの”が保存されているのですが、それは何でしょう?
A. 芝居小屋
B. 大砲
C. カリヨンベル
D. 0系新幹線
○【A】芝居小屋
正解です。
味生神社の鳥居をくぐってすぐの場所に保存されている摂津市指定有形文化財は、100年以上前に芝居小屋として建てられた木造2階建の建物です。
大正2(1913)年に地元の農家など約160世帯が出資して建築。当時盛んだった旅回りの劇団公演や地元青年団の芝居などが行われたそうです。
建物内には、舞台、客席、さじき席、舞台袖から演奏するための部屋・黒御簾(くろみす)などがあり、大正時代の芝居小屋のたたずまいを残しています。
昭和40年代に一津屋公会堂として市に寄付され、令和7(2025)年まで市の集会所として利用されました。
×【B】大砲
奈良県葛城市にある葛城坐火雷(かつらぎにいますほのいかづち)神社(笛吹神社)には、明治42(1909)年に明治政府から奉納された日露戦争の大砲が当時のままの姿で残っています。
佐賀県佐賀市の佐嘉神社には、佐賀藩のアームストロング砲が復元・奉納されています。
×【C】カリヨンベル
摂津市内には、市制施行20周年を記念して昭和61(1986)年に大正川沿いにオープンした平和公園に、平和の鐘としてカリヨンベルが設置されています。
高さ約9mのアーチ型のタワーには15個の鐘が取り付けられており、設置当時は日本最大規模だったそうです。
×【D】0系新幹線
昭和44(1969)年製造の初代0系新幹線先頭車両が保存・展示されているのは、摂津市安威川南町にある新幹線公園です。
外観は常時見られますが、内部は毎週日曜日と5月5日(こどもの日)に公開。新幹線の後ろには、貴重なEF15型電気機関車も展示されています。
大阪府茨木市には、天下人・豊臣秀吉が大坂城での茶会用にわざわざ水を汲みに行かせてたという井戸「黒井の清水」が存在します。
その場所は、現在は茨木市の初詣スポットとしておなじみの神社の境内なのですが、秀吉が愛用した井戸のある神社とはどこでしょう?
A. 磯良(いそら)神社
B. 水無瀬(みなせ)神宮
C. 北野天満宮
D. 茨木神社
×【A】磯良(いそら)神社
茨木市三島丘にある神社で、疣水(いぼみず)神社とも呼ばれています。
「疣水」とは、境内の井戸「玉の井」から湧き出る御神水のこと。古くからこの水にイボをつけるとイボがとれるという伝説があり、イボをはじめ病気平癒に霊験あらたかな神社として敬われています。
×【B】水無瀬(みなせ)神宮
大阪府三島郡島本町にあり、境内に湧き出す「離宮の水」は、環境省の「全国名水百選」に選ばれています。
茶道の歴史がはじまると、この水は茶の湯にも利用されるようになりました。境内には茶室・燈心席(とうしんせき)があり、裏千家による献茶式も行われています。
×【C】北野天満宮
京都市上京区の“学問の神様”として有名な神社ですが、天正15(1587)年、この地で豊臣秀吉が参加者1,000人以上という茶会「北野大茶湯」を開きました。
境内にはその際に水を汲んだと伝わる「太閤井戸」の跡、細川忠興が使った「三斎井戸」などが残っています。
○【D】茨木神社
正解です。
茨木市の中心部にある茨木神社は、ひとつの境内に郷社が二社という全国でも珍しい神社です。
境内の北端にあるのが「黒井の清水」。古くから“嶋下郡三名水”に数えられていたそうです。
昔、豊臣秀吉が茨木城に立ち寄った際、この水をたいそう気に入り、大坂城で茶会を開くときに茶の湯用にわざわざ茨木から汲み運ばせたというエピソードが残っています。
この逸話にちなみ、毎年10月には茨木市観光協会主催の「黒井の清水大茶会」が催されています。当日は奉茶式や野点(のだて)、雅楽の演奏、茨木の物産販売などが行われ、多くの人で賑わいます。
神社の「絵馬」は本物の馬を奉納する代わりに奉納されるもので、時代の変化とともにさまざまな画題の奉納額(大絵馬)が見られます。
大阪府茨木市にある井於(いお)神社は、江戸時代に奉納された「額」で有名なのですが、一体何が書かれている額でしょうか?
A. 北前船
B. 俳句
C. 歌舞伎役者
D. 数学の問題
×【A】北前船
江戸時代~明治時代の物流を担った北前船が描かれた奉納絵馬は、日本海から瀬戸内海をつなぐ航路の各地に残っています。
神戸市灘区にある敏馬(みぬめ)神社の「弁才船絵馬」もそのひとつ。航海の安全を祈願して船主らが奉納したもので、日本遺産の構成文化財となっています。
×【B】俳句
豊中市の阪急岡町駅近くにある原田神社に、江戸時代の元禄16(1703)年に奉納されたのが、俳諧額(はいかいがく)です。
水田西吟(さいぎん)という人がお題を出し、地元や近隣から応募された句から100句を選んで書いた額です。現在は市の収蔵庫に保管されています。
×【C】歌舞伎役者
大阪市中央区の高津宮(こうづぐう)は、落語や文楽、歌舞伎などの演目の舞台にもなっている“聖地”でもあります。
境内の絵馬堂には、平成19(2007)年に坂田藤十郎、平成27(2015)年には四代目中村鴈治郎が奉納した歌舞伎役者の絵馬が掲げられています。
○【D】数学の問題
正解です。
茨木市蔵垣内3丁目にある井於神社で有名な奉納額は「算額」です。
算額とは、日本独自の数学・和算の問題を額に書いて神社に奉納した絵馬のこと。解けたことを神様に感謝するとともに、問題を掲出して広く伝える意味もあったそうです。
井於神社の算額は、弘化3(1846)年に山野光之助という人物が奉納したもので、9問の問題が並びます。なかには中学校の数学の教科書で取り上げられた問題もあるのだとか。
戦後、台風で破損しましたが、昭和50(1975)年に色鮮やかな算額が復元。現在は建物内に掲出されていますが、見学は可能です。※要予約
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TOKK編集部
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