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26.02.12
TOKK編集部
創刊50年を超える阪急沿線情報紙TOKKと、WEBメディア・TOKK関西を運営しています。

小さい頃からずっと変わらないケーキ屋さんの記憶はありませんか。家族と一緒の楽しい時間のそばにはいつもそのケーキがあったかも…。今回は、京都の東の玄関口・山科の、地元に愛され続けている洋菓子店をご紹介します。
京都と滋賀県大津の間の街、山科。その山科で50年以上愛されている洋菓子店が「スイス菓子 ローヌ」です。創業は1968年。現在のJR山科駅前で開業した「ローヌ」は、のちに旧東海道を600mほど西に移転。まるでスイスのお城のような店構えが印象的です。

現在、お店を切り盛りするのは2代目パティシエの亀丸 寛さん。父である初代オーナーパティシエのレシピを守って伝統の味を受け継いでいます。初代は、「ローヌ」創業から10年後に渡欧し、オーストリア・ウィーンとドイツで修行、両国の国家マイスターを取得しました。

国家マイスターとは、菓子職人の最高位としての国家資格。「当時、この資格を持っている日本人パティシエは非常に少なかったと聞いています」と寛さんは言います。現在の「ローヌ」の商品のうち、定番のものは初代の時代から受け継がれているもの。ほかに、カヌレやマカロンなど寛さん考案の商品も期間限定で登場しています。

「ローヌ」の看板商品は「マイスターチーズケーキ」。ローヌと言えば、チーズケーキとも言える大人気商品です。使用するチーズは創業時から変わらないオランダ産のゴーダチーズ。クセのないマイルドな味わいのチーズです。カットしてひと口食べると、口の中でシュワッと溶けるような感覚がします。

「ふわりと軽い仕上がりなのは、メレンゲをたっぷり使っているからでしょう」。ちなみに、店頭に並ぶのは、前日の夕方に作られたもの。「ひと晩おいたほうが、味がしっとりと落ち着くのです」。表面のパイナップルとアプリコットジャムのほのかな酸味もいいアクセントです。

もうひとつ、おすすめの商品を尋ねると、亀丸さんは「モンブラン」を選びました。スイスの伝統的なケーキで、マロンのスポンジと生クリームを「モンブラン」という山をイメージした山形に成形してアーモンドスライスで包んで仕上げたケーキです。

スポンジにはマロンの “ミンチ“ が入っているんですよ、と亀丸さん。聞けば、肉のミンチを作る肉挽き器で、マロンを砕いているそう。この手法は、先代がヨーロッパで学んできたそうです。

ショーケースには他にもいろいろなケーキがお行儀よく並んでいます。食べる人を思い浮かべながら、一つひとつ選ぶ作業も楽しいですね。

「ローヌ」では、様々な焼き菓子も販売されていますが、中には珍しい商品もあります。こちらのサブレは「山科なすび」。山科の伝統野菜・山科ナスをスライスして乾燥したものを生地に練り込んで焼き上げてあります。

実はこの商品は、地元の活性化のために考案された商品。ぽってりとした水分を多く含む山科ナスを乾燥させることでサクサクとした食感を実現しています。ナスの形もかわいいですね。

「ローヌ」は今回ご紹介した本店に加え、京都市営地下鉄東西線山科駅直結の商業施設「ラクト山科」にも支店があります。老若男女に好まれるやさしい味わいの洋菓子の数々。家族の楽しいひとときのお供に、また手土産にもぴったりです。

| スポット名 | スイス菓子 ローヌ 本店 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00 |
| 定休日 | 火曜・第3水曜 |
| 問い合わせ | 075-591-1111 |
| アクセス | JR・京阪山科駅下車 約10分 |
| 住所 | 京都市山科区御陵中内町4-4【MAP】 |
| URL | http://swiss-rhone.com |
supported by:とっておきの京都プロジェクト(京都市観光協会)
TOKK編集部
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