宝塚 TOKK
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宝塚 TOKK
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26.03.04
中島 美加
生まれも育ちも甲子園。書くことが大好きで、大学4回生からライター業をスタート。

宝塚はパン消費の多い兵庫の中でも間違いなくパン屋激戦区。舌の肥えた宝塚市民相手に営業を続けられているのだから、どの店もおいしい。のは当たり前。個人店ならではの個性があって、魅力満点のお店を見つけました。
阪急の雲雀丘花屋敷駅西口から歩いて1分ほど。レンガの建物の角地にある「Bakery Shu ベーカリーシュウ」です。広めの店内の壁沿いに陳列棚があってパンが美しく並べられています。眼鏡屋やアクセサリーショップのようで、ゆったりとパンを選ぶことができます。

しばらくすると、奥のキッチンからシェフの山本秀児さんが出てきました。白い縦長のコック帽がお似合いです。このコック帽、子どもにも大人気だそう。アンパンマンの世界のジャムおじさんの姿そのままなのが、嬉しいのでしょう。「しゅうさんの店」と慕う子どもも多くいるとか。店内にはハード系からデニッシュ系、昔ながらのおやつ系、総菜系に食パン。幅広いジャンルのパンが揃っています。1店舗でどんなパンの好みの人も納得させるって、なかなか個人店ではできない技。聞くと、なるほど、百貨店に入っている有名ベーカリーの出身。なので、手際よく60種類ほどのパンを毎日用意できるのですね。

宝塚という激戦区に挑むのは勇気がいったかと思いきや「清荒神に住んでいて、店を構えるなら近所でないと無理だと思って」という回答。「朝一番はやいのは、パン屋のおじさん♪」という歌どおり、早起き必須の職業ゆえだったようです。この界隈は小さな子どものいる家庭からお年寄りまでいろんな人が住む住宅地なので、オープンしてから二年弱ですが、すっかりわが町のパン屋さんという位置づけに。食パンがかわいい動物のイラストの袋に入っていたり、パンダやうさぎなど動物の形をしたクリームパンやチョコレートパンは、子どもたちを虜にしています。

しかも、毎日、近くの雲雀丘小学校で出張販売も。給食がない小学校なので、手軽で美味しいパンは大人気。おやつパンと総菜パンに加えて、一番人気の塩パンも試しに持って行ったところ、大反響。1人で4個も買う子までいるとか。「おうちの人に頼まれているようです」とにっこり。
1日40個焼いても売り切れる塩パン200円。「他店の塩パンはもっちり系が多いなか、うちはハード系で中はサクサク、底は溶けたバターでカリッカリ!よつ葉の有塩バターとフランスのロレーヌ岩塩を使った自信作」と山本さんは嬉しそうに話されました。

いくつか魅力的なパンと一緒に塩パンも買って帰りました。まずは焼かずにそのまま。一口分をちぎった瞬間、バターの香りが飛び出し、食べると甘さと塩味が広がり幸せ気分に。焼いても美味しいけれど、当日はそのままがベストかも。二日目も、この店の塩パンは噛むほどにバター風味が染み出て、まだまだ美味しい!しかも焼くと底のカリッカリがよみがえりました。シンプルだけど印象の強い塩パンは絶対買い、ですよ。
| 店舗・施設・スポット名 | ベーカリーシュウ |
| 時間 | 7:30~19:00(パンが無くなり次第終了) |
| 定休日 | 水曜 |
| 問い合わせ | 0727‐64‐7088 |
| アクセス | 阪急雲雀丘花屋敷駅下車 約1分 |
| 住所 | 宝塚市雲雀丘1丁目2‐11【MAP】 |
| URL | https://www.instagram.com/1bakery_shu11/ |
宝塚ライター
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