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吹田 TOKK
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26.03.25
ライターごごご
吹田市で育ち、現在は夫と大阪市在住。実家には頻繁に帰省しています。某雑誌社で音楽ページを担当し、その後は制作会社でおでかけものや企業制作物などを編集・執筆。

スーパーやパン屋、塾などがある阪急豊津駅前を歩けば、周辺はのんびりとした住宅街。そこから少し東へ歩いた先に、こぢんまりと佇む「Delight -coffee&bake-」があります。
ご夫婦で営むこちらは、奥様が学生時代を親しんだ思い出の地・豊津に、2021年オープン。5周年を迎える今では、世代を問わず愛されるやさしい空気に包まれた一軒です。


訪れた土曜日の店内は満席。テーブルを囲む人たちの笑顔の中心には、ホームメイドのスイーツとコーヒーがあります。

キッチンに立つのは、バリスタであり、大阪の有名な喫茶店やお菓子屋で働いていた経験を持つご主人。ほどよい硬さのプリンは、卵と砂糖、牛乳というシンプルな素材から生まれ、どこか懐かしい味わいです。ほろ苦いカラメルがたっぷりとかけられ、卵の滋味と重なればじんわり幸福感が広がります。
気温が少し高めだったこの日は、すっきりしたアイスコーヒーがこれまた美味! 琥珀色の一杯はコク深くも苦味と酸味のバランスが絶妙で、まずはブラックで味わいたいおいしさです。

季節の素材も大切にしており、この春は旬のいちごを使ったメニューも。愛らしいベビーピンクの「いちごミルク」は、甘さ控えめのコンフィチュールをミルクとよく混ぜて。スイーツと合わせても軽やかにいただけます。
「Delight -coffee&bake-」の焼菓子は、奥様のお母様が昔から作っていた味をイメージしたもの。一般的には金塊型のフィナンシェが舟形であるのも、その記憶を大切にしているからだそうです。今では、そのお母様ご本人も楽しみに召し上がっているのだとか。


また管理栄養士であり給食製造にも携わっていた奥様ならではの視点も光ります。洋酒を使うことが多い焼菓子ですが、「お酒不使用」の表記のものも多く、幅広い世代が安心して楽しめます。

「自分たちがゆっくり、ぼーっとできる場所がほしかったんです」と、奥様。その言葉の通り、店内には思い思いの時間を過ごす人の姿があります。近くの図書館で借りた本を片手にコーヒーを楽しむ常連さんや、お母さんのお腹の中にいた頃から来店していたという小さなお客様も。


「この間は、大学卒業を機に豊津を離れるからとあいさつに来てくださった方もいて。4年間通い続けてくれてうれしかったですね」(ご主人)と、素敵なエピソードが尽きないのはご夫婦の温かな人柄ゆえ。この街で過ごす日常のひとコマに、「Delight -coffee&bake-」は今日も変わらず、やわらかな時間を灯しています。

| 店舗名 | Delight -coffee&bake- |
| 営業時間 | 10:00〜18:00 |
| 定休日 | 火・水曜、不定休あり |
| 問い合わせ先 | – |
| 住所 | 吹田市出口町22-4【MAP】 |
| アクセス | 阪急豊津駅下車 約6分 |
| URL | @delight_coffee.bake |
吹田ライター
ライターごごご
吹田市で育ち、現在は夫と大阪市在住。実家には頻繁に帰省しています。某雑誌社で音楽ページを担当し、その後は制作会社でおでかけものや企業制作物などを編集・執筆。現在は理想はのんびり、現実はテンパりながら個人で活動しています。
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