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26.04.13
nico
箕面市寄りの吹田市在住。趣味は名建築探訪、山歩き+温泉でリフレッシュすること。

阪急桜井駅近くの桜井市場内に「心を整える新しい癒し体験」ができる和カフェがあるとの噂を聞き、癒されに行ってきました。
お店の名前は「瞑茶茶房 千露利(めいちゃさぼう ちろり)」。カフェのオーナー・あきこさんにお会いし、コンセプトやこだわりなど詳しくお話をお聞きすることができました。実際に私nicoが体験した癒しの内容や感想とあわせて詳しくご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

涼やかな白い暖簾をくぐり、一歩入ると何とも言えぬ甘く香しい日本茶のかおり。築70年の昭和レトロな古民家をリノベーションした、ほっと安らげる「和のヴィンテージ空間」です。

笑顔で出迎えてくれたのはオーナーのあきこさん。中学生の頃から茶道(裏千家)を嗜んできた「茶人」です。現在は日本茶アンバサダーとして全国各地のさまざまなイベントで、日本茶文化の魅力を伝えています。
また、日本ソムリエ協会エキスパート資格を有するワインの専門家でもあります。さらにタッキー816みのおエフエムのラジオパーソナリティという別の顔も。マルチな才能をもつ素敵な女性です。



心を落ち着け、耳を澄ませば、水が滴り落ち、空洞の中で音が反響する水琴窟の音に気がつきます。こんな感じ、久しぶりやわ~。落ち着く~。
クルマが行き交う国道171号線から一転、とても静かな「詫び寂び」の世界が広がっています。
「瞑茶茶房 千露利」では、通常のカフェ利用以外に、日本茶の奥深い味わいとマインドフルネスの要素を融合させた、新しい癒しを体験することができます。

聞きなれない言葉ですが「マインドフルネス」とは過去の出来事や未来のことにとらわれず、「今、この瞬間」に集中し、自分と向き合う心の状態のこと。
ストレス軽減や集中力を高める方法として、GoogleやAppleをはじめとする世界的企業でも多く取り入れられ、最近では日本の企業でも生産性アップや社員のメンタルヘルス対策の観点から関心が高まっています。
「ここではあまり難しく考えないで、枯山水をつくる体験をしたり、おいしいお茶とお菓子でいっぷく。日本の『美』や『間』を楽しみつつ、リフレッシュして日常生活に戻ってもらえたら嬉しいです」とオーナーのあきこさん。
数日前からわくわくドキドキしていました♪
心が整い、女子力もアップしそうな予感・・・。
STEP① トレイを選ぶ
カタチや材質の異なる4つのトレイから1つ選びます。庭のカタチになります。私は丸い陶器のトレイを選びました。

STEP② 白い砂をザーッと流し入れ、平らに広げる

砂はサラサラしていて触ると気持ちよく、子どもの頃を思い出します。
しばし、触って遊んでから、手のひらや指先、レーキ(熊手)を使って平らにならしていきます。自然と心が落ち着きます。

STEP③ 石を置いて「島」や「山」を表現
さまざまな石が用意されています。好きなものを選んで、白砂の上に置いていきます。奇数がおさまりがよいそうです。苔も少し置いて、雰囲気を出します。

どこに置くか、じっくりと考えました。いろいろ触っているうちに苔が白砂に混じってしまい、必死で取り除く・・・。これも集中??
STEP④ レーキ(熊手)で砂紋を描き、完成!
いよいよクライマックスです。白い砂にレーキ(熊手)を使って砂紋を描きます。
気の赴くままに・・・。とはいえ、思ったようにはいかず、それもまた人生のようなもの??
お寺にある枯山水のお庭って、つくづくすごい技術だなぁと思いました。

この日の茶葉は静岡県川根の「晴耕雨読」。刻音という茶器を使い、オーナーのあきこさんが一滴一滴、ゆっくりと落とします。耳を澄ませば「ぽたっ、ぽたっ」と小さな音が聞こえ、この時間も癒しになりました。



お湯の温度を変えて、4煎めまで楽しみました。
◆1煎め(40℃) お出汁のような旨み、その後に甘みがくる
◆2煎め(60℃) 甘くてまろやか~
◆3煎め(80℃) まだ甘みがあるけど、少しお茶の渋みも増してくる
◆4煎め(100℃)しっかりと渋みがあり、すっきりとした後味
個人的には2煎め(60℃)が好き。
オーナーのあきこさんいわく、「1種類の茶葉でもお湯の温度による味の違いを体験すること」を楽しんでほしいとのことです。

全国各地からこだわりのお菓子をお取り寄せして、7~8種類ほど提供しています。自分ではなかなか買わないような、ちょっといいものばかり。
家族には内緒にしておきたい、秘密の時間♪


コロナ禍や家族が体調を壊したことがキッカケで、改めて「この先、どう生きていくか」を考えるようになったというオーナーのあきこさん。
慌ただしく過ぎていく日々のなかでも、かけがえのない今日という一日の中で、ほんのわずかな時間でもいいから立ち止まり、少し深いところで自分と向き合う時間をもつことの大切さを感じるように。「そうした時間や気づきを皆さんにも届けられたら・・・」との想いでこちらのカフェを2025年1月にオープンしました。
千露利(ちろり)は「ほんのわずかな時間」という意味をもつ古語で、こうした背景から店名に取り入れました。

「枯山水の体験」と聞くとちょっと構えてしまいますが、おとなの砂遊びを楽しみ、おいしいお茶とお菓子をいただく。そんな幸せな時間でした。
枯山水や日本茶って、知っているようでよく知らなかったのですが、「こんな世界もあるんだな」と少し視野が広がりました。得るものは人それぞれ。皆さんもぜひ気軽に参加してみてくださいね!

「タイムパフォーマンス」なんて言葉も叫ばれるようになりましたが、効率や先急ぎばかりを求めず、「今」に集中して自分と向き合うことで「気持ちがリセットされ、さぁ、午後もがんばろう!」というエネルギーが自然と芽生えました。体験してよかったです。
これまで体験したお客さんからも「こうした時間、必要ですね」「枯山水はすごく考えたけど、とても楽しかった」という感想が届いています。
体験料4400円(お茶、和菓子込み)で2~3時間たっぷり楽しめます!
ソロでもいいし、友だちや子ども、パートナーと一緒に体験して互いの枯山水を鑑賞するのもいいですね。
普通にカフェとしての利用も人気です。お抹茶と和菓子、お抹茶ラテをはじめ、お抹茶のかき氷やおぜんざいなど季節を感じさせてくれるメニュー。「今日はどんなものがあるのかな?」と楽しみに通いたくなるカフェです。


日本ソムリエ協会ワインエキスパートのオーナー・あきこさんセレクトのワインも提供。生産者が土壌からこだわってつくるナチュラルワイン「マキコレ・ワイン」を飲める数少ないお店でもあります。

ランチメニューは2種類。フードロスの観点から予約制です。
◆曲げわっぱ弁当

オーダーが入ってから土鍋で炊くツヤツヤのご飯のうえに、削りたての風味豊かな「かつお生節」をたっぷりと。おかずは本場のさつまあげ、玉子焼き、香の物。素材にこだわった、おとなのお弁当です。(一口お菓子・お茶付き1500円)
◆いなり寿司
ふっくらと炊いたお揚げさんがジューシー。ちりめん山椒やしば漬け入りの酢飯とよく合います。(一口お菓子・お茶付き1500円)
いずれも、それぞれに合う日本茶をペアリングして提供しています。
阪急「桜井駅」から徒歩7分。改札を出てロータリーからローソン方向へ。T字路を右折、踏切を渡り、ダイエーの前を通り、国道171号線まで出ます。「箕面自由学園前」交差点を渡らず、171号線の歩道を東へ少し歩くと着きます。入口に「阪急桜井市場」と書かれています。

桜井市場は新旧混在、個性あふれるお店が集うディープスポットとして密かなブームに。5軒目が「瞑茶茶房 千露利」です。

カフェ前に1~2台なら駐輪可能です。
クルマの場合は国道171号線「箕面自由学園前」交差点の北西角にコインパーキングがあります。ダイエーで買い物をすると1時間無料。イオンカードやWAONカード提示でさらに1時間無料になりますので、うまく活用してください。
| 店舗・施設・スポット名 | 瞑茶茶房 千露利 |
| 時間 | 11:30~18:00 ランチは11:30~14:00(予約のみ) |
| 定休日 | 火・水曜、その他不定休 ※下記SNSよりご確認ください。 |
| 問い合わせ先 | 090-3483-0283 または下記SNSより |
| アクセス | 阪急桜井駅下車 約5分 |
| 住所 | 箕面市桜井2-10-5 桜井市場【MAP】 |
| 公式URL | https://www.instagram.com/meicha_chirori/ |
箕面ライター
nico
北摂生まれ、北摂育ちのnicoです。箕面市寄りの吹田市在住。女子力高めの夫とのふたり暮らし。趣味は名建築探訪(東京タワーと国立新美術館が好き)、山歩き+温泉でリフレッシュすること。
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