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25.11.25
TOKK編集部
創刊50年を超える阪急沿線情報紙TOKKと、WEBメディア・TOKK関西を運営しています。

大阪市の北東部、十三(じゅうそう)・淡路・上新庄エリア。なかでも十三は阪急電鉄の宝塚線・神戸線・京都線の3路線が乗り入れる交通の要衝(ようしょう)となっています。今回はそんな十三を中心に街のランドマークをご紹介。郷愁あふれるランドマークは、あなたの地元愛をより一層深めてくれるはず!?
阪急十三駅の西口と直結しているアーケード街「十三トミータウン」。この商店街には、十三駅前のシンボルともいえる店構えを持ち、「十三といえばココのみたらし団子!」という名物和菓子店があります。十三駅西口に本店を構える有名和菓子店は次のうちどれでしょうか?
A. 浪芳庵(なみよしあん)
B. 喜八洲総本舗(きやすそうほんぽ)
C. 亀甲堂(きっこうどう)
D. 御菓子司薫々堂(くんくんどう)
×【A】浪芳庵(なみよしあん)
浪芳庵は大阪市中央区難波に店を構え、創業は江戸時代の安政5(1858)年という歴史ある和菓子店です。
人気の定番商品は「炙(あぶ)りみたらし」。国産の米粉を使った団子が紀州備長炭であぶられ、利尻産昆布だしと湯浅産たまり醤油を煮詰めたタレが絶妙な味わいです。
○【B】喜八洲総本舗(きやすそうほんぽ)
正解です。
昭和23(1948)年の創業で、十三駅前で長らく愛され続けてきた和菓子店です。屋号の看板を大きく掲げる和風の店構えは、十三駅前のランドマーク的存在でもあります。
元々は酒饅頭(まんじゅう)が看板商品でしたが、「餡の苦手な人にも和菓子を」という思いから開発されたみたらし団子が大ヒット。
注文を受けてから円筒状の団子を直火であぶり、表面に香ばしいこげ目が付くのが特徴です。さらに焼き加減をコゲ少なめ・コゲ普通・コゲ多め・コゲコゲから選べることも話題に。関西風昆布だしが効いた自慢のタレがよくからむ、十三名物の味わいです。
×【C】亀甲堂(きっこうどう)
亀甲堂は大阪府箕面市西小路、箕面市役所近くにある小さな和菓子店です。名物は、焼きたてアツアツの「箕面ほんまもんみたらしだんご」。
だんごのやわらかい食感と創業50年以上にわたってつぎ足してきた秘伝のしょうゆだれが自慢で、地元の人々に愛されている味です。
×【D】御菓子司薫々堂(くんくんどう)
薫々堂は大阪市北区の天神橋三丁目商店街にある和菓子店です。幕末の元治元(1864)年の創業時には大阪天満宮近くに店を構え、天満宮の梅の花のにおいがくんくんと薫ってくることから屋号となりました。
大阪土産の定番「浪花津」せんべいや、四季折々の大福などが人気です。
大阪市東淀川区柴島(くにじま)には、大正時代につくられたレンガ造の建物が残されています。国の登録有形文化財ともなっているこの歴史的な建造物は、昭和61(1986)年に役割を終えた後も保存され、一般見学することもできるのですが、この建物とは一体何でしょうか?
A. 中央公会堂
B. 旧加島銀行
C. 水道記念館
D. 今津小学校
×【A】中央公会堂
中央公会堂として有名な建物は、大阪市北区中之島の大阪市中央公会堂です。
大正7(1918)年に開館したネオルネサンス様式の名建築で、オペラやコンサート、講演会などが開催されてきた大阪の芸術のシンボルです。保存・再生工事を経て、国の重要文化財に指定されています。
×【B】旧加島銀行
旧加島銀行の池田支店(現・河村商店)は、大阪府池田市に立つ歴史的建造物で、国の登録有形文化財です。
大正7(1918)年の建築で、木造2階建でありながら正面の店構えは石積みと赤レンガ積み。大正ロマンを感じさせる外観は、近代池田の隆盛の面影を物語ります。
○【C】水道記念館
正解です。
柴島浄水場に隣接して立つ水道記念館は、大正3(1914)年に送水ポンプ場(のちに第1配水ポンプ場)として建てられ、昭和61(1986)年まで大阪市水道の主力ポンプ場だった建物です。
設計者は関西建築界の重鎮だった宗(そう)兵蔵(ひょうぞう)。ネオルネサンス様式の外観は、赤レンガと御影石の調和が美しく、国の登録有形文化財に登録されています。
建物は大阪市水道通水100周年記念事業として保存・活用され、平成7(1995)年に水道記念館としてオープン。水道の歴史やしくみなどを学べる施設として、一般開放されています。
×【D】今津小学校
今津小学校六角堂校舎は兵庫県西宮市に残る明治時代のモダンな学校建築です。六角の塔屋が特徴的で、「今津六角堂」と呼ばれています。
戦災をまぬがれたのち、公民館として利用されました。地元の熱意で取り壊しの危機を乗り越え、現在は小学校敷地内で保存されています。
大阪市淀川区の十三駅周辺は、飲み屋街や歓楽街など“夜の顔”を持つ街。十三には現在も、昭和のきらびやかさを伝えるグランドキャバレーが営業しています。近年は映画『国宝』など、さまざまな撮影のロケ地としても注目を集めているのですが、このキャバレーの名前は?
A. グランドサロン十三
B. 味園ユニバース
C. ミス大阪
D. 十三ファンダンゴ
○【A】グランドサロン十三
正解です。
十三駅西口から徒歩約7分の場所に立つグランドサロン十三は、昭和44(1969)年の開店から半世紀を経て営業を続けている大型キャバレーです。
昭和30~40年代の高度経済成長期に娯楽の場としてにぎわったキャバレーですが、人気は徐々に衰退。今や全国に数軒しか残っていないという希少なグランドキャバレーのひとつになりました。
近年は昭和レトロな雰囲気が若い女性層から関心を集めているほか、きらびやかな昭和の面影を残す非日常空間はミュージックビデオやドラマ撮影などのロケ地として脚光。大ヒット映画『国宝』の撮影も行われました。
×【B】味園ユニバース
昭和30(1955)年、大阪・ミナミにオープンしたキャバレーです。1,000人の客が入る大空間が名物で、外国人観光客も多く訪れました。
キャバレーは平成23(2011)年に営業終了。総合レジャービルに変化しましたが、令和7(2025)年に閉館となりました。
×【C】ミス大阪
大阪ミナミ・なんばエリアにある老舗グランドキャバレーです。
創業は戦前の昭和12(1937)年。戦災や火災を経て、昭和27(1952)年から現在のビルで営業を続けています。華やかでゴージャス、そしてレトロなフロアは、古き良き昭和の社交場の雰囲気そのものです。
×【D】十三ファンダンゴ
かつて十三にあったライブハウスです。
昭和62(1987)年に開業し、数多くのバンドが出演。ウルフルズが拠点としていたことでも有名で、関西のバンドマンの聖地のような存在となりました。令和元(2019)年に惜しまれつつ閉店。現在は大阪府堺市に移転しています。
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2025.11.19 - 2025.11.25