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【TOKK2021年10月号】
10月14日の「鉄道の日」にちなんで、阪急電車を大特集。
YouTubeで注目を集める阪急電車館 館長や、縁(ゆかり)の漫画家・写真家などが、阪急電車愛を語る!
※新型コロナウイルス感染防止対策を行いながら、取材・撮影をしております。一部、新型コロナウイルス感染症拡大前に撮影された写真も使用しています。

阪急電車館 館長
オリジナルグッズを企画、販売するブランド「阪急電車館」の館長。公式YouTubeチャンネルのガイド役も務め、阪急電車の魅力を発信している。1987年に阪急電鉄に入社し、駅係員3年、車掌4年、運転士4年を経て、現在は本社にて勤務。阪急神戸線沿線育ちで、幼い頃の夢は阪急電車の運転士。
YouTubeチャンネル【公式】阪急電車ファン全員集合!![]() https://www.youtube.com/c/railfanhankyu 公式YouTubeチャンネルが、今年4月からスタート。阪急電車の魅力や、イベント、グッズ情報などを楽しいトークと共に紹介。ぜひチャンネル登録を! |
運転士になるには、必要な技術や心構えを指導員である“師匠”から教わります。運転技術では、停車位置ぴったりに、すーっと衝撃なく停めるのが阪急電鉄の精神。当然のことのようですが、初心を忘れず真心を尽くし、当たり前を積み重ねることの大切さを、師匠が厳しくも愛情を持って指導してくれました。
私が念願の運転士として独り立ちしたのは、阪神・淡路大震災のすぐ後でした。電車には修理跡が残り、線路は部分開通…。そんな中、1995年6月12日、夙川駅~西宮北口駅がついに復旧。初めて運転した時は、復旧した喜びと、子どもの頃から追い続けた夢「運転士」が実現した感動で、涙が出たのを覚えています。そして、二千人近いお客様の命をお預かりしているという、責任の重さを改めて心に刻みました。

現在は、阪急電車ファンを増やすことが仕事。コロナ禍でもたくさんのお客様とコミュニケーションができればと、始めたのが公式YouTubeチャンネル「阪急電車ファン全員集合!」です。一般の方が見られない工場内の公開など、阪急電車を身近に感じていただける動画制作を心掛けています。鉄道会社の堅いイメージとはまた違う一面も見ていただけるよう、台本無しで私も楽しみながら、阪急電車の神髄に迫るガイドを目指しています。
阪急電車と言えば、100年以上続くマルーンカラー。毎日乗る電車も、思い出の中の電車もずっと変わらない。それがお客様に愛着を持っていただける理由ではないかと思います。YouTubeなどの新たなコンテンツを活用しながら、これからも阪急電車の変わらない魅力を発信していきます。

苦楽園口駅から河川敷を北に進むと、夙川を渡る鉄橋が。館長が小学生時代に電車を眺めて遊んだ場所で、桜の名所。

館長が幼い頃、よく来た場所。夜泣きした時も、ここで電車の走行音を聞くと泣き止んだそう。線路越しに車庫内が見える。

旧運行標識や昔のポスターをデフォルメしてあしらったグッズが発売中。レトロでかわいい雰囲気が魅力。

販売場所/
阪急電鉄公式オンラインショップ HANKYU DENSHA SHOP
https://www.hankyudensha-shop.com/
| 取材メモ 館長は、1978年発行の鉄道雑誌を幼少期から愛読。夢は、かつて「宝塚ファミリーランド」にあり、何度も通った「電車館」のような博物館を作ること。 |
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2025.11.19 - 2025.11.25