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桂・嵐山 TOKK
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25.12.19
TOKK編集部
創刊50年を超える阪急沿線情報紙TOKKと、WEBメディア・TOKK関西を運営しています。

京都市の西部、桂・嵐山エリア。今回は“おいしい”ものからの出題です。年の瀬も迫るこの時期はなにかと気ぜわしいですが、おいしいものを食べ、ゆっくりとこの一年を振り返る時間も持ちたいものですね。団らんのお供に、この検定で学んだ知識を披露してみるもの、また一興です。
京都には「食の名物」を扱う老舗(しにせ)が数多くあります。嵐山・嵯峨エリアで有名な老舗といえば、清凉寺の仁王門脇に立つ森嘉さん。
文豪・川端康成が『古都』のなかで取り上げたことで有名になったという、老舗・森嘉が毎朝手作りする名物とは一体何でしょう?
A. 嵯峨豆腐
B. 千枚漬
C. にしんそば
D. あぶり餅
○【A】嵯峨豆腐
正解です。
「嵯峨豆腐 森嘉」は、渡月橋から真っ直ぐに北上すると突き当たる、清凉寺仁王門脇に店を構える人気のお豆腐屋さん。江戸時代の幕末から続く老舗で、天龍寺をはじめとする寺院や料理屋、旅館などもひいき筋だそうです。
名物の「嵯峨豆腐」は、絹ごし豆腐のようになめらかでありながら木綿豆腐のようなコシも感じられる独特な豆腐。にがりを使わず、すまし粉(硫酸カルシウム)を使っているため、絹と木綿の中間のような食感が生まれます。
川端康成の小説『古都』には、主人公・千重子が父親に持って行ったお土産として森嘉の豆腐が登場します。
×【B】千枚漬
千枚漬は聖護院(しょうごいん)かぶを塩漬けにした京都名物の漬物です。
江戸時代末期に京都御所の料理人だった大黒屋藤三郎が考案。その後「大藤」の屋号でこの漬物を売り出し、人気になりました。
発祥の店「大藤」は、錦市場(京都市中京区)近くに今も店を構えています。
×【C】にしんそば
やわらかく炊き上げた「身欠(みが)きにしん」とそばを合わせた京都名物・にしんそばは、明治15(1882)年に南座の向かいにあった芝居茶屋「松葉」が発案。150年近く愛される“京の味”です。
松葉本店は、現在も南座の隣(京都市東山区)で営業しています。
×【D】あぶり餅
清凉寺の門前ではなく、今宮神社(京都市北区)の門前で有名な名物が、「あぶり餅」です。
ひとくちサイズのお餅を竹串に刺して香ばしく焼き、タレをかけた餅菓子で、神社の参道には「一和(いちわ)」と「かざりや」という2軒の老舗が営業。どちらも大人気のお店です。
千年の都・京都には、京料理など豊かな食文化を支えてきた数多くの伝統野菜(京野菜)があります。
明治以前から栽培されてきた京野菜には、産地名が付くものも多いのですが、阪急桂駅の「桂」が名が付き、おもに西京区桂地区で栽培されてきた伝統野菜は次のうちどれでしょう?
A. なす
B. かぼちゃ
C. うり
D. ごぼう
×【A】なす
京野菜のなすといえば、大型の丸なす「賀茂なす」が有名です。肉質は緻密で、とろっとした食感。現在は京都市北区の上賀茂や西賀茂で多く育てられています。
山科区で栽培されている、卵型の「山科なす」も伝統野菜のなす。昭和初期まで京都のなすの主流だった品種です。
×【B】かぼちゃ
京野菜のかぼちゃといえば、左京区鹿ヶ谷(ししがたに)の地名が付く「鹿ケ谷かぼちゃ」です。
江戸時代に津軽(青森県)から持ち帰って育てたかぼちゃが突然変異したもので、形はインパクト抜群のひょうたん型。
鹿ケ谷の安楽寺では毎年「かぼちゃ供養」が行われています。
○【C】うり
正解です。
かつては桂川のほとりで栽培されていた越瓜(こしうり)の一種が、伝統野菜「桂うり」です。大きなものは70~80cmにもなるという大型のうりで、その香りはメロンのような芳香とも言われています。
江戸時代初期に八条宮智仁親王(としひとしんのう)が桂でうりを見たという文献もあり、それ以前から栽培されていたと考えられてます。
昭和の初めには桂地区を中心に約30haにわたって栽培されていましたが、宅地化が進み生産農家が減少。そこで近年、地元の京都府立桂高校の生徒たちが栽培や普及活動を行い、生産農家も増えてきたそうです。
×【D】ごぼう
京野菜でごぼうといえば「堀川ごぼう」。約400年前、豊臣秀吉が築いた聚楽第(じゅらくてい)のお堀跡がゴミで埋められるようになり、そこに捨てられていたごぼうが巨大なごぼうに育ったのが始まりとされています。
松の根っこのような太さ、やわらかな繊維が特徴です。
京都市西京区の桂離宮のすぐ南側、桂大橋西詰には、地元の方に大変人気があり、ときに行列もできる和菓子店があります。
明治時代に山陰街道をゆく旅人に饅頭が評判になり、農作業の間食として農家に重宝された「麦代餅(むぎてもち)」が名物というこのお店の名は?
A. 松楽(しょうらく)
B. 中村軒
C. 老松(おいまつ)
D. ふたば
×【A】松楽(しょうらく)
松楽は京都市西京区の松尾大社近くにある和菓子店です。
看板商品は、よもぎ餅でつぶ餡を包み、きな粉で仕上げた銘菓「よもぎ入り 奥嵯峨」。近年は「つくね芋餡」「カボチャ餡」「えんどう豆餡」など、個性豊かな餡を使った「京の彩り 京おはぎ」が人気商品です。
○【B】中村軒
正解です。
阪急桂駅から徒歩約15分の中村軒は、地元の人なら誰もが知っている人気和菓子店です。
明治16(1883)年に現在地に創業。当時は山陰街道を行き来する旅人に「かつら饅頭」が土産として珍重されたそうです。
名物の「麦代餅」は、つきたてのお餅につぶ餡を入れ、きな粉をふったもの。まだ桂が田畑ばかりだった時代に、農家の間食として愛されたお餅です。農作業の合間に店から直接届け、代金として麦と交換していたためこの名が付きました。
自慢の餡は、昔ながらのおくどさん(かまど)で割り木を燃やし、手間をかけてじっくり炊き上げています。
×【C】老松(おいまつ)
老松は歴史ある花街・上七軒(京都市上京区)に明治41(1908)年に創業した和菓子店です。代表銘菓「御所車」をはじめ、「渡月橋」や「嵯峨野最中」など京都の風土や歴史をふまえた菓子をラインナップ。
嵐山・嵯峨エリアには、茶房スペースを併設する嵐山店があります。
×【D】ふたば
京都でふたばといえば、枡形商店街(京都市上京区)の脇にある出町ふたばが超有名店です。
常に行列が絶えないほど人気の看板商品は「名代豆餅」。やわらかな羽二重餅でこし餡をくるみ、大粒の赤えんどう豆がたっぷりゴロゴロ。京都人が愛してやまない昔ながらの名物です。
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TOKK編集部
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