川西・池田 TOKK
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26.02.25
ライター しらはた
関西に暮らして15年以上。歴史・植物・猫が好き。これまで歴史系の情報誌や植物関連の情報誌をはじめ、観光情報誌や自治体広報物の編集・制作に携わってきた。

今回は川西市と池田市の自然や里山にまつわる話題を中心にクイズを出題。思わず足を運んでみたくなる、川西・池田エリアの自然の魅力を再発見してみましょう。
エドヒガンザクラが群生する「桜の森」や、明治期の木造校舎を活用した施設が残るなど、自然と人の暮らしが調和した景観が評価され、「にほんの里100選」に選ばれた兵庫県川西市の里山は、次のうちどれでしょう?
A. 白川郷
B. 高尾山
C. 黒川
D. 大山(だいせん)
×【A】白川郷
岐阜県にある白川郷は、急勾配の茅葺き屋根が特徴の「合掌造り集落」で知られる観光地です。
日本の原風景ともいわれる美しい景観が評価され、平成7(1995)年には富山県の五箇山とともにユネスコの世界文化遺産に登録されました。現在も、昔ながらの暮らしや文化に触れられる場所として、国内外から多くの人が訪れています。
×【B】高尾山
東京都八王子市にある高尾山は、都心から気軽にアクセスできる自然豊かな山です。
山頂から富士山を望めることで知られ、「関東の富士見100景」にも選定されています。ケーブルカーやリフトが整備され、四季折々の景色を楽しみに、登山客や観光客が足を運びます。
○【C】黒川
正解です。
黒川は川西市の最北端に位置し、大阪府や京都府と接する里山地域です。古くから薪炭林として利用され、茶道に使われる高品質な「菊炭」が生産されてきました。こうした人と自然の関わりが積み重なり、里山ならではの景観や生態系が今も受け継がれています。
エドヒガンやヤマザクラが群生している「桜の森」には、春になると多くの人が訪れます。また、廃校となった旧黒川小学校を活用した「黒川里山センター」は、里山の自然や文化に親しみ、交流できる拠点として親しまれています。
×【D】大山
鳥取県にある大山は、中国地方最高峰として知られる名峰です。昭和11(1936)年に国立公園に指定され、現在は「大山隠岐国立公園」の一部となっています。
四季折々の自然を楽しめる登山のほか、山麓ではハイキングやリフトからの眺望など、多彩なアクティビティが楽しめる山として人気です。
北部の細河・伏尾台エリアなど、豊かな里山の自然にも触れられる大阪府池田市。そんな池田市の北部で生産され、「日本四大産地のうちのひとつ」ともいわれている特産品は、次のうちどれでしょう?
A. 桃
B. いちじく
C. 植木
D. 炭
×【A】桃
桃の名産地として知られているのは、池田市ではなく兵庫県川西市です。市南部の加茂地区などで栽培されており、一般的に7月ごろに収穫される桃よりも約1か月早く出回る「早生(わせ)桃」が有名です。
みずみずしく、すっきりとした甘さが特徴で、毎年6月に行われる即売会には、市内外から多くの人が訪れます。市内の洋菓子店ではゼリーなどの加工品にも使われています。
×【B】いちじく
いちじくの名産地も、関西では川西市が有名です。川西のいちじくは一番おいしい状態で味わってもらうため、完熟した実を早朝から収穫し、その日のうちに市場や店頭へ出荷するのが特徴。「朝採りの恵み」という愛称で親しまれ、完熟ならではの濃い甘さとやわらかさが高く評価されています。
毎年8月には即売会も開かれるほか、ワインやジャム、スイーツなどの加工品も人気です。
○【C】植木
正解です。
細河地区を中心に生産されている植木は、池田市を代表する特産品のひとつです。歴史は古く、室町時代に山林用の苗木づくりが始まり、その後、庭園木の栽培へと発展しました。現在では、安行(埼玉県)、稲沢(愛知県)、久留米(福岡県)と並び、「日本四大産地」と呼ばれています。
池田市の植木の特徴は、苗木から庭園木まで品種が豊富で、さまざまな需要に対応できること。また、移植した後の活着率(枯れにくさ)が高い点も評価されています。かつて細河村と呼ばれたこの地域では、集落ごとに特色ある植木づくりが行われ、長い年月をかけて培われた技術が今も受け継がれています。
×【D】炭
川西市は、かつて炭づくりも盛んな地域でした。なかでも、切った断面が菊の花びらのように美しいことから「菊炭」と呼ばれる炭は、火持ちがよく、香りも良いことから茶道の世界で高く評価されてきました。
現在、この伝統を受け継いでいるのが、川西市北部に位置する黒川地区です。ここでは菊炭の窯出し作業が、毎年2月ごろから行われています。
川西市北部、豊かな里山の自然が残る黒川地域のほど近くにある知明(ちみょう)山。その緑豊かな半島は、ハイキングや散策を楽しむ人も多い自然あふれるスポットで、ふもとには「知明湖」が広がっています。
この湖は、あるダムの建設によって生まれましたが、そのダムの名前は次のうちどれでしょう?
A. 箕面川ダム
B. 一庫(ひとくら)ダム
C. 安威川ダム
D. 狭山(さやま)池ダム
×【A】箕面川ダム
箕面川は、大阪府北部の箕面市・池田市・豊中市を流れ、兵庫県伊丹市を経て猪名川に合流する一級河川です。箕面国定公園にあるのが箕面川ダムで、昭和47(1972)年に建設が始まり、昭和58(1983)年に完成しました。
ダムの周辺には、落差33mで「日本の滝百選」にも選ばれている「箕面大滝」をはじめ、かつて「日本三大昆虫生息地」とも呼ばれた箕面の森が広がります。
○【B】一庫ダム
正解です。
知明湖は、一庫ダムの建設によってできた湖です。
ダム周辺に広がる緑は、かつて一庫炭の産地だった雑木林が残る場所。ダム湖の湖水面に突き出す緑豊かな半島・知明山には、「兵庫県立一庫公園」が整備されています。
園内は、ダムや湖水を望みながら散策できる「水辺のゾーン」、芝生広場が広がり水遊びも楽しめる「丘のゾーン」、雑木林が残る「山のゾーン」があります。
知明湖の水辺と里山の緑が織りなす風景は訪れる人を癒やしてくれます。
秋には紅葉が美しく、11月には「一庫ダム周遊マラソン大会」も開かれるなど、地元の方に大切にされています。
×【C】安威川ダム
安威川ダムは、大阪府北摂エリアを流れる安威川に造られたダムで、茨木市北部にあります。長い年月をかけて整備され、令和5(2023)年に完成した、比較的新しいダムです。
ダム湖の周辺にある「ダムパークいばきた」は、ドッグランや野外ステージなどを備えた、家族連れにも人気のスポット。なかでも、全長約420mの歩行者専用つり橋は迫力満点で、北摂の新名所として注目を集めています。
×【D】狭山池ダム
狭山池ダムは、大阪府南部の狭山市にある、日本最古のダム形式のため池として知られています。
その歴史はなんと約1,400年。「古事記」や「日本書紀」にも登場し、奈良時代の行基、鎌倉時代の重源、江戸時代の片桐且元(かつもと)など、時代を代表する人物たちが改修に関わってきました。
また、狭山池は桜の名所としても知られ、池の周辺には約1,300本の桜が植えられています。なかでも早咲きのコシノヒガンは、大阪でもいち早く見頃を迎え、春には多くの花見客でにぎわいます。
写真提供:(公財)大阪観光局
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ライター
ライター しらはた
取材では興味のあることを深堀りして聞いてしまい、ついつい脱線しがちなところがある。 好きな場所は京都の賀茂川や京都府立植物園、下鴨神社。下鴨神社で開かれる手づくり市や古本市には足しげく通っている。街中でコーヒー店を見るとつい寄り道するタイプ。
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