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26.01.22
TOKK編集部
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早いもので、令和8(2026)年も1ヶ月が過ぎようとしています。初詣、みなさんはどこに行かれましたか? 今回は吹田エリアの寺社に関する出題です。昭和45(1970)年に開催された大阪万博ゆかりに縁があるものなど、吹田にはユニークな寺社が点在していますよ。
大阪府吹田市の万博記念公園の南側の丘陵地帯は、実は古くからの歴史を持つ神社やお寺が点在するエリアです。
そのなかに奈良時代に行基(ぎょうき)が開創し、かつて山田寺(さんでんじ)と名乗っていたお寺があるのですが、それは次のうちどれでしょう?
A. 佐井寺(さいでら)
B. 紫雲寺(しうんじ)
C. 玉林寺(ぎょくりんじ)
D. 圓照寺(えんしょうじ)
○【A】佐井寺(さいでら)
正解です。
奈良時代に活躍した僧・行基が、土の中から十一面観音像を掘り出し、それをご本尊として七堂伽藍(しちどうがらん)を建てたのがはじまりとされています。
かつては山田寺と名乗る大寺院でしたが、室町時代後期に一帯はたびたび戦乱に巻き込まれ、衰退したとみられています。江戸時代の正保4(1647)年に楽順(らくじゅん)という僧がお堂を再建。鐘楼は現存する近世の鐘つき堂としては大阪府下で2番目の古さです。
境内の「佐井の清水」は行基の祈願により湧き出たという霊水を引いたもの。病気平癒、特に眼病にご利益があるとの信仰があります。
×【B】紫雲寺(しうんじ)
奈良時代に行基が今の津雲台に開いたと伝わるお寺で、室町時代に現在地(吹田市山田東2丁目)に移転。浄土真宗の寺院となりました。
本堂の天井の格子78面には、江戸時代後期の画家・森狙仙(そせん)による鳥獣画が描かれており、大阪府指定有形文化財に登録されています。
×【C】玉林寺(ぎょくりんじ)
吹田市出口町にある曹洞宗のお寺です。室町幕府の将軍を補佐する管領(かんれい)細川氏ゆかりの寺で、細川持春(もちはる)の院号が玉林院だったことからお寺の名前になりました。
寺に伝わる細川氏の文書は「玉林寺文書」と呼ばれ、戦国時代の吹田を知る貴重な史料です。
×【D】圓照寺(えんしょうじ)
吹田市山田東3丁目にある真言宗のお寺です。創建は平安時代前期の仁寿3(853)年。千手観音をご本尊としていることから「山田の観音さま」と親しまれています。
ご本尊は秘仏ですが、准胝観音(じゅんていかんのん)や阿弥陀如来など数多くの仏像をおまつりしています。
昭和45(1970)年に開催された日本万国博覧会(EXPO’70)で、会場建設前の「地鎮祭」を催行したのは大阪府吹田市の神社・泉殿宮(いづどのぐう)なのですが、少し変わった方法で執り行われました。そのユニークな地鎮祭とは次のうちどれでしょう?
A. 建設地で豆まきをした
B. ヘリコプターからお祓(はら)いした
C. 建設地で神楽を踊った
D. 土俵をつくり相撲を奉納した
×【A】建設地で豆まきをした
豆まきは節分の伝統行事で、病や災い(=鬼)を祓(はら)い、その豆を食べることで力をいただく風習です。地鎮祭の神事ではありません。
泉殿宮でも毎年2月3日には節分の厄除大祭で賑わいます。福豆と一緒に、和菓子処「美里屋」の監修の福餅や、福赤米がまかれます。
○【B】ヘリコプターからお祓(はら)いした
正解です。
吹田で開催された前回の大阪万博では、会場建設前の地鎮祭や立柱祭(りっちゅうさい)などの儀式を泉殿宮の神職が務めました。地鎮祭は工事の無事や建物の繁栄を祈る儀式で、土地の四隅をお祓いしますが、会場は330ヘクタールとあまりに広大な丘陵地。
そのため当時の宮司さんがヘリコプターに乗り込み、上空からお清めの塩や切幣(きりぬさ)をまき、お祓いする異例の地鎮祭が執り行われたそうです。昭和42(1967)年3月のことでした。
翌年の立柱祭で使用された元柱(もとつはしら)は、現在も泉殿宮境内に大切にまつられています。
×【C】建設地で神楽を踊った
万博の地鎮祭で神楽は奉納されていませんが、泉殿宮には昭和45(1970)年の万博をきっかけにして復興した「泉殿宮神楽獅子」が伝わっています。
平安時代に、雨を喜んで子どもたちが傘を持って踊りだしたことが起源で、吹田市地域無形民俗文化財に指定されています。
×【D】土俵をつくり相撲を奉納した
万博の地鎮祭で行ったのは、奉納相撲ではありません。
相撲の神様・野見宿禰(のみのすくね)をまつる大阪府高槻市の野見神社では、毎年4月29日に「泣き相撲」が行われています。赤ちゃんが御祭神の前で大きな声で泣くことで、子どもの加護と健康を祈願する神事です。
大阪府吹田市には、万博記念公園内に人工でつくられた滝がありますが、実は市内の神社の境内にも滝が存在しています。
千里丘陵からの湧き水が流れ落ちるこの滝が、神社名や地域名の由来となっているのですが、その神社とは次のうちどれでしょう?
A. 垂水(たるみ)神社
B. 高浜神社
C. 吉志部(きしべ)神社
D. 飛瀧(ひろう)神社
○【A】垂水(たるみ)神社
正解です。
阪急豊津駅から徒歩約10分の垂水神社は、お正月には多くの人が参詣する初詣スポットとして人気ですが、その名前の由来は、境内に湧き出す「滝」が深く関係しています。
太古の昔からこの地は千里丘陵の地下水が集まり、滝となって湧き出る場所でした。この水を飛鳥時代に干ばつで苦しむ都(難波宮)まで送り、その功績から領主は“流れ落ちる水”を意味する「垂水」の姓を賜ったそうです。
今も境内の鎮守の森のそばには、1300年絶えることない「垂水の滝」が湧き出します。滝の風景は『万葉集』の歌にも詠まれ、歌碑が立てられています。
×【B】高浜神社
吹田市南部で人気の初詣スポット・高浜神社は、一説には“吹田”の地名の由来になった古代の豪族・次田連(すきたのむらじ)の氏神様という、歴史ある神社です。
境内には馬や牛、白蛇など、さまざまな動物の像がありますが、特に「福なで兎」が縁起物として人気です。
×【C】吉志部(きしべ)神社
吹田市岸部北4丁目の紫金山(しきんざん)に鎮座し、古代から鎮守の社として崇敬されてきた神社です。
本殿は、全国的にも珍しい幅の広い大きな神殿で、七つ割七間社。創建当時は七柱の神様をまつっていましたが、江戸時代に一柱を加え、八柱の神様をおまつりしています。
×【D】飛瀧(ひろう)神社
和歌山県にある世界遺産「那智の滝」そのものをご神体としておまつりする神社で、熊野那智大社の別宮です。
那智の滝は落差133mにもおよぶ大滝で、日本三大名瀑(めいばく)のひとつ。飛瀧神社の社務所で受付をすると、御瀧拝所舞台から滝にお参りすることができます。
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