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吹田 TOKK
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25.12.10
A子
愛知県出身京都在住。京都が好きで移り住んで約20年。制作プロダクションでの編集を経て、ライターとして独立。

令和7(2025)年の大阪・関西万博開催で大いに盛り上がった大阪。その裏で今、昭和45(1970)年に日本で初めて万博が開催された地である万博記念公園も注目を集めています。
万博記念公園には太陽の塔を筆頭とした万博遺産や四季の美を織りなす日本庭園などさまざまなスポットがありますが、甲子園球場約65面分という広さの園内には知られざる魅力もたくさん。そこでweb TOKKでは公園をぐるりと歩いてその魅力を味わい尽くし、3回に渡ってご紹介します!
最終回となる第3回目はEXPOCITY編。ららぽーとEXPOCITY、生きているミュージアム ニフレル、VS PARK ららぽーとEXPOCITY店、OSAKA WHEEL(オオサカホイール)、EXPO GOODS STOREを巡ってきました!
万博記念公園に隣接して広がるEXPOCITYは平成27(2015)年に開業し、今年でちょうど10周年。
万博記念公園が昭和45(1970)年の大阪万博の跡地に広がるということは言わずもがなですが、このEXPOCITYが立つ場所も当時の会場の一部だったのです。
ここには大阪万博のアミューズメントゾーンとして作られたエキスポランドが広がり、閉幕後は遊園地のエキスポランドとして受け継がれ平成21(2009)年まで営業していました。
今ではその名残を感じるものはあまりありませんが、ららぽーとEXPOCITYで万博レガシーを体験できるイベントが開催されるなど、この場所ならではの取り組みも見られます。
そして今も私たちをワクワクとした気持ちにさせてくれる場所ということには変わりありません。それではEXPOCITYでどんな体験ができるのか、レポートしたいと思います!

生きものの個性とアートが融合!感性を刺激する体験をニフレルで
最初に訪れたのは、生きているミュージアム ニフレルです。

「ニフレルでは水族館と動物園、美術館を融合させた展示をしており、『感性にふれる』体験をしていただきたいと思っています」と話すニフレル広報担当の渋谷さんに案内していただき、館内を回りました。
ニフレルの展示は生きものの多様性をテーマに、「いろにふれる」「わざにふれる」といった8つの特徴ごとにゾーンを構成しています。
最初の「いろにふれる」ゾーンでは、円柱の水槽に色鮮やかな魚たちが泳いでいました。

一般的な水族館と違い、ここには大型の水槽はありません。あえて小さな水槽を置き、全方向からじっくりと観察できるようにしているそう。
「上からも眺めていただきたいので、フタも設けていません。水の揺らぎや魚の色の繊細な変化なども、つぶさに観察することができます」と渋谷さん。

「わざにふれる」ゾーンでは、テッポウウオが風鈴に仕掛けられたエサに向かって水鉄砲を撃っていました! 命中するとチリンチリンと音が鳴り響きます。
ほかにも砂に隠れたり、周囲と同じ色に変化したり、生きものがさまざまな技を披露していました。

「わざにふれる」ゾーンはリニューアルに伴い令和8(2026)年1月16日に終了するそうですがその後、「どくにふれる」ゾーンとして生まれ変わるそう。どんな展示になるのか、今からワクワクです。
次のゾーン「およぎにふれる」は暗い室内に、魚の泳ぐ影や波紋が映し出されていました。
水の中から見上げているような感覚になり、幻想的な水の世界に引き込まれます。現代アートを体感しているような気持ちにも……ここならでは仕掛けにハマっていきます。

生きものの解説がシンプルなのもニフレルの特徴なのだとか。「直感や生きものへの驚き、発見を大切にしてもらいたいので、あえて説明を短くしています」と渋谷さん。集中して生きものと向き合うことができます。

ここは宇宙から星を眺めるような神秘的な体験ができるアート空間「WONDER MOMENTS」。球体に水や花、宇宙などが次々と描かれ、アーティスティックな光に包まれます。

「かくれるにふれる」ゾーンには、擬態などをする隠れ上手な生きものが集合。「どこにいるんだろう?」と皆さん真剣に探していました。小さなケースなのですぐに見つかるかと思いきや、なかなか見つかりません。
渋谷さんに教えていただき、葉の裏に潜むカエルを発見! 厳しい自然界を生き抜くための能力に感心します。


「みずべにふれる」ゾーンでは迫力満点のミニカバやホワイトタイガー、「うごきにふれる」ゾーンではワオキツネザルや世界最大のハトであるオウギバトを間近で観ることができました。


ニフレルの展示では生きものの美しい姿も印象的でした! 個性や能力が生かされた展示が、生きものの姿を輝かせているのかもしれません。
| スポット名 | 生きているミュージアム NIFREL(ニフレル) |
| 時間 | 季節により変動するため、ホームページを確認 |
| 休館日 | 無休〔設備点検のため年一回臨時休館あり。令和8(2026)年は1月20・21日〕 |
| 入館料 | 大人(高校生・16歳以上)2,200円、子ども(小・中学生)1,100円、幼児(3歳以上)650円 |
| 問い合わせ | 0570-022060(ナビダイヤル) |
| 住所 | 大阪府吹田市千里万博公園2-1 ららぽーとEXPOCITY内【MAP】 |
| アクセス | 大阪モノレール万博記念公園駅下車 約3分 |
| URL | https://www.nifrel.jp |
続いて訪れたのはVS PARK ららぽーとEXPOCITY店。こちらではテレビのバラエティ番組に登場するような、おもしろアクティビティを体験することができます。

2フロアに渡って全部で28種類のアクティビティがあり、どれも見るからに楽しそう! 年齢や体力を問わず気軽に体験できるものばかりで、子ども連れのファミリーや大学生のグループなどさまざまな人たちで賑わっていました。

まずは受付のスタッフの方に人気とうかがった「ニゲキル」に挑戦。対戦相手の猛獣を選び、追い付かれないように10mを走り抜きます。
性別・年齢に応じたランダム選択も可能ですがここ数年本気で走った記憶のない中年の私、対戦相手はレベル1のティラノサウルスに即決です。


このなかでは最も遅い猛獣とはいえ、ティラノサウルスに勝てるのか!?と思いつつ全力疾走しましたが、結果はやっぱり惨敗。逃げ切れずあえなくティラノサウルスの餌食になりました……。
大画面で迫力がある分やや恥ずかしい思いもしつつ(笑)、ドキドキハラハラの超短距離走を楽しめました。

次は「PARTY SQUASH(パーティスカッシュ)」にチャレンジ。プロジェクターで正面の壁に映像が投影された空間で、的を狙いながらラリーを行います。今回は一人でしたが、仲間と一緒にすると盛り上がりそう。ちなみに私は一人でも十分に楽しめました!

こんな大きなラケットも用意されていました。子どもでもボールを当てやすく、ゲーム感覚で遊べますね。

スタッフの方におすすめされた「アーチェリー」も体験してみました。本格的な弓で矢を射り、的を狙い撃ち。的の中央に当たると快感です! 風向きや風速など屋外の気候が反映されるのもリアルでした。

ほかにも回転する障害物をジャンプしたりしゃがんだりしてかわしていく「Jump×Jump」や幅5cmのラインの上でバランスを取りながらポーズを決める「スラックライン」、人を乗せた巨大なストーンを転がす「にんげんカーリング」など、気になるアクティビティがたくさんありました。
そして取材後の令和7(2025)年12月5日にリニューアルし、新アクティビティが3つも登場したのだとか! 今度は家族みんなで遊びに来たいと思います。
| スポット名 | VS PARK ららぽーとEXPOCITY店 |
| 時間 | 平日10:00~20:00(入場は〜19:00)、土曜日10:00~21:00(入場は〜20:00)、日曜・祝日 9:00~21:00(入場は〜20:00) |
| 休館日 | ららぽーとEXPOCITYに準ずる |
| 入館料 | 120分一般3000円〜(日や時間により異なるため、ホームページを確認。一日遊び放題のフリーパスも販売中) |
| 問い合わせ | 0570-012020 |
| 住所 | 大阪府吹田市千里万博公園2-1 ららぽーとEXPOCITY内【MAP】 |
| アクセス | 大阪モノレール万博記念公園駅下車 約5分 |
| URL | https://bandainamco-am.co.jp/others/vspark/expocity/ |
VS PARK で体を動かして少し疲れたので、次はOSAKA WHEEL(オオサカホイール)でゆったりと景色を満喫します。EXPOCITYのランドマークでもあるOSAKA WHEELは、近くで見上げるとなかなかの迫力! 高さは123m、なんと日本一を誇ります。

今回は好評のそらカフェ観覧車に乗りました。鮮やかなランタンで装飾された内部は、ゴンドラとは思えない空間。夜はランタンの灯りが美しく光り、幻想的な雰囲気に包まれます。テーマや装飾は季節ごとに替わるそう。

そらカフェ観覧車はドリンクやワッフル付き。1周18分もあるので、くつろぎながら味わえます。
女子会にもぴったりで、秘密の話もここなら気兼ねなくできちゃいます。すぐ目の前には万博記念公園が広がり、太陽の塔を見下ろせる贅沢なビュー!

南にはスカイビルを始めとした梅田のビル群やあべのハルカスなどが見え、大阪の景色を一望。遠くには六甲山系や生駒山系が連なり、絶景を独り占めできます。

全面シースルーのゴンドラは、空中での浮遊感がたまりません。足元を眺めるとヒヤッとする感覚もこのOSAKA WHEELならでは!

全72基のゴンドラにはほかにも謎解きや怪談、カラオケを楽しめる個性的なゴンドラがあるのも特徴です。2基限定の豪華な内装のVIP観覧車は特別な日に!
どのゴンドラも冷暖房完備、ドリンクの持ち込み可能なのもうれしいポイントです。エントランスでドリンクを販売しているので、空中散歩のお供にぜひ。

| スポット名 | OSAKA WHEEL(オオサカホイール) |
| 時間 | 平日/11:00~20:00(受付は〜19:40)、 土・日曜、祝日/11:00~21:00(受付は〜20:40) |
| 定休日 | ららぽーとEXPOCITYに準ずる |
| 料金 | 1,000円〜 |
| 問い合わせ | 06-6170-3246 |
| 住所 | 大阪府吹田市千里万博公園2-1 ららぽーとEXPOCITY内【MAP】 |
| アクセス | 大阪モノレール万博記念公園駅下車 約5分 |
| URL | https://osaka-wheel.com |
※令和7(2025)年11月25日の落雷の影響により、令和7(2025)年12月10日現在は運休中です
EXPOCITYの中心的な存在であるららぽーとEXPOCITY。扇型に広がる建物は左右に2つのエントランスがあり、人気のアパレルブランドや雑貨店など多彩なジャンルの専門店が300店舗以上揃います。


中は想像以上に広いですが、お店を眺めながら楽しい気分で歩けます。買う予定ではありませんでしたが、つい服を購入してしまいました(笑)。

ららぽーとEXPOCITYの真ん中に広がる空の広場は、歩き疲れた時の休憩におすすめ。
人工芝にはよちよち歩きの小さな子どもや赤ちゃん連れの親子の姿も見られ、ほのぼのとした時間が流れています。広場を囲むように備えられたベンチはお昼時にはランチを食べる人たちで賑わい、憩いの場所になっていました。

お腹が空いて訪れた3階フードコートの床には、昭和45(1970)年の大阪万博の会場マップが描かれていました! パビリオンの建物の形もわかり、ありし日の姿をリアルに想像できます。
EXPOCITYの場所にはエキスポランドのほか、昆虫のような形をしたフジパン・ロボット館や劇場などが立っていたよう。現在の姿と比べてみるとおもしろいですね。


| スポット名 | ららぽーとEXPOCITY |
| 住所 | 大阪府吹田市千里万博公園2-1【MAP】 |
| アクセス | 大阪モノレール万博記念公園駅下車 約5分 |
| URL | https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/expocity/ |
最後に訪れたのはEXPO GOODS STOREです。お店は万博記念公園駅の手前にあり、帰る前にお土産を買うのにばっちりのロケーション。

「2025年に開催された大阪・関西万博をきっかけに、1970年の大阪万博を懐かしんで訪れてくれる人が増えました」とEXPO GOODS STOREマネージャーの中西さん。
EXPO’70を色濃く感じられるオリジナルグッズは軒並み好評なのだとか。当時のマップや写真がパッケージにデザインされたお菓子は絶妙なレトロ感があり、若い世代にもウケそう。


そしてやっぱり、太陽の塔を中心とした岡本太郎関係のグッズは根強い人気! コアなファンも多くすぐに売り切れてしまう商品もあるそうで、入荷待ちのものもチラホラ。


「APAアワード2024」で優れた広告写真として最高賞を受賞した、太陽の塔のポスターの関連グッズもありました。EXPO GOODS STOREでしか手に入らない限定品として、こちらも注目されています。

店内には大阪万博の貴重な写真も飾られていました。眺めていると万博に沸く人々の熱気が伝わってきます。

「店の向かいに立つコンビニエンスストアは大阪万博のインフォメーションセンターの建物だったんですよ」と中西さん。
当時の写真と見比べてみると、特徴的な形の屋根や中央に付く時計がそのまま! その横の広場には、桜を表現した大阪万博のシンボルマークが描かれたタイルも残されていました。
| スポット名 | EXPO GOODS STORE |
| 時間 | 10:00〜17:30 |
| 定休日 | 水曜日(万博記念公園に準ずる) |
| 問い合わせ | 080-4688-1348 |
| 住所 | 大阪府吹田市千里万博公園【MAP】 |
| アクセス | 大阪モノレール万博記念公園駅下車 約3分 |
| URL | https://www.expo70-park.jp |
今回は万博レガシーも感じながら、EXPOCITYを満喫しました。3回に渡って万博記念公園とEXPOCITYを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
正直なところ知れば知るほど魅力が尽きない感じで、まだまだたくさんの見どころがあります。この記事をきっかけに、万博記念公園とEXPOCITYのさまざまな顔に触れて満喫していただければうれしいです!
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ライター
A子
お酒が好きで京都や旅先の酒場巡りがライフワークなので、子育てが落ち着いたら以前のペースを取り戻したい。 20代前半に鹿児島で芋焼酎のお湯割りに出合ってお酒のおいしさに開眼し、焼酎を皮切りに日本酒やワイン、ビールなどあらゆるお酒とアテを楽しんできました。
2026.1.4 - 2026.1.10