吹田 TOKK
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吹田 TOKK
Rain
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26.03.25
A子
愛知県出身京都在住。京都が好きで移り住んで約20年。制作プロダクションでの編集を経て、ライターとして独立。

大阪・吹田に本社を構えるオッペン化粧品では令和8(2026)年も恒例のオッペンローズウィークを開催し、令和8(2026)年5月8日(金)〜11日(月)に自慢のローズガーデンを公開します。創業者が発案したオッペン化粧品のばら園には、化粧品会社としてのある思いが込められているのだとか。
そんな知られざるエピソードも交えて、OPPEN ROSE GARDENの魅力をご紹介します!
JR岸辺駅のすぐ近くにあるオッペン化粧品。昭和28(1953)年に創業したオッペン化粧品は、化粧品や健康食品などを製造・販売する会社です。その本社ビルの目の前にOPPEN ROSE GARDENは広がります。
「平成19(2007)年から少しずつ花壇を拡張し、平成26(2014)年からOPPEN ROSE GARDENとして公開するようになりました。今では毎年来てくれる地元の方も多いですね」と話すのは、オッペン化粧品管理部の広報担当・森兼美枝さん。

今年で13年を迎えたOPPEN ROSE GARDENですが、そのルーツをたどると約50年前にさかのぼるのだとか。
「かつて千里工場にオッペンローズシャトーという研修センターがあり、そこでも同じようにばら園を公開していました」と森兼さん。
ばら園の造園は、創業者の山下一明(静夫)さんのアイデアによるもの。山下さんは数ある花のなかでも、華やかさや香水のような芳醇な香りで圧倒的な存在感を放つバラに魅了されていたそう。
2万種類以上も品種があるとされるバラの多彩な美は、個々の美しさをもつ女性に通じるもの。山下さんは花の女王とも呼ばれるバラを女性に重ね、美しさを讃えるばら園を造りました。なんとも化粧品会社の創業者らしい感性です!

オッペンローズシャトーでは昭和52(1977)年~平成11(1999)年の22年間に渡り、見頃の時期にバラ祭りが開催されました。当時もたくさんの地元民の目を楽しませたようなので、北摂に長く住んでいれば足を運んだ記憶がある人も多いのではないでしょうか!?
工場が滋賀に移り千里工場とともにばら園は閉鎖されましたが、時を経てこうして受け継がれていることに、オッペン化粧品のバラへの強い思いを感じます。

OPPEN ROSE GARDENは980平方メートルほどの敷地に約300種類、およそ3,000本のバラが植えられています。
見渡せば、バラの豊かな個性は一目瞭然。大阪で開かれた世界バラ会議のシンボルローズである真紅のローズオオサカ、ゆったりとしたウェーブの花弁が優雅な白色のエレガンスアイボリー、咲き始めから終わりまで色が変化するベビーマスケラード、幾重もの花びらが着物を思わせる雅びやかなキモノなど、花の大きさも色も花びらの形も実にさまざま。
単体で咲くものもあれば束になって咲くものもあります。
凛とした気高い雰囲気のものやかわいらしさで癒しを与えてくれるものなど印象も異なり、バラを女性になぞらえた意味がよくわかります。自分をバラに例えるとどの品種?……なんて見方もおもしろいかもしれません!


「OPPEN ROSE GARDENにはオッペン化粧品のオリジナル品種のバラが4種あるので、そちらもぜひ楽しんでください」と森兼さん。
オリジナル品種のうちリベラ’87とエリカ’87の2種は、創業者の山下さんがバラへの愛を込めて命名したそう。


残りの2種のミセスサチコとラヴィディキミコは、オッペン化粧品のレジェンド的なベテランオーナーの名前が由来。会社に大きく貢献した2人が引退する際の記念に、名前をバラに冠したのだとか。


オッペン化粧品ならではのストーリーが詰まったバラを眺めていると、咲く姿がより誇らしく見えます。
また、ガーデンは一般的な公園などのバラ園と比べて広すぎず、バラの密度が濃いのもポイント。「さまざまな種類のバラを重なるように植えているので、ガーデン全体でバラの花束のような印象をもってもらえます」と森兼さん。
バラは単体でも美しいですが、色とりどりの種類が揃うと見事なハーモニーを奏でます。
これだけの数があると香りも濃厚。最盛期には岸辺駅の方までバラの香りが届くのだとか!
バラの甘い香りに誘われながら、OPPEN ROSE GARDENを訪れてみたいものです。

OPPEN ROSE GARDENのローズウィークではバラだけでなく、さまざまイベントが楽しめるのも魅力。
今年もイタリアンジェラートの人気店・マリオジェラテリアやキッチンカーの出店、ワークショップの開催などを予定しています。オッペン化粧品の自社製品の販売もあるので、興味がある人はこの機会にぜひ!


そして、今回も隣の大阪学院大学と連携。注目は令和8(2026)年5月10日(日)に大阪学院大学で行われる写真家・野村哲也さんの特別講演会なのだとか。
「地球の息吹き」をテーマに世界中で自然や野生動物を撮影する野村さんとオッペン化粧品のつながりは、南米チリのアカタマ砂漠に何年かに一度現れるデジエルト・フロリドというワイルドフラワーの花園。
デジエルト・フロリドの撮影に情熱を注ぐのが野村さん、そのワイルドフラワーのエキスを化粧品に配合しているのがオッペン化粧品という、意外というかなんだかすごいつながりなのです。


大阪学院大学とはフォトコンテストの共同開催や吹奏楽部の演奏など、毎年さまざまな形で連携しているそう。バラを通じて輪が広がっていることを感じられます。
「オッペン化粧品は訪問販売を主体としており、人とのつながりを大切にしてきました。こうしてバラを楽しんでいただきながら、地域の方と交流できることをうれしく思っています」と森兼さん。
オッペン化粧品では一年をかけてOPPEN ROSE GARDENの手入れを行い、このローズウィークを迎えます。そんなところも、日常のケアを大切にして美を育む女性と通じますね!
創業者の思いが込められたOPPEN ROSE GARDENの美の世界を、この機会に堪能してみてはいかがでしょうか。

| イベント名 | オッペンローズウィーク2026 |
| 場所 | OPPEN ROSE GARDEN(オッペン化粧品本社) |
| 期間 | 令和8(2026)年5月8日(金)〜11日(月) |
| 時間 | 10:00〜16:00 |
| 料金 | 無料 |
| アクセス | JR岸辺駅下車 約5分 |
| 住所 | 大阪府吹田市岸部南2-17-1【MAP】 |
| URL | https://www.oppen.co.jp/rose/ |
| 来園の皆さまへのお願い | ※近隣に駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。 ※駐輪場は西門になります(正面玄関から自転車やバイク等での入場はできません)。 ※大雨・暴風などの荒天時で閉園する場合は、公式サイト(https://www.oppen.co.jp/rose/)でお知らせします。 ※スペースに限りがあるため、お弁当等を持ち込んでの食事はできません。 ※バラ園で購入した商品はお召し上がりいただけます。 ※ペット同伴での入園はできません。 |
ライター
A子
お酒が好きで京都や旅先の酒場巡りがライフワークなので、子育てが落ち着いたら以前のペースを取り戻したい。 20代前半に鹿児島で芋焼酎のお湯割りに出合ってお酒のおいしさに開眼し、焼酎を皮切りに日本酒やワイン、ビールなどあらゆるお酒とアテを楽しんできました。
吹田のランキング 2026.3.18 - 2026.3.24
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