宝塚 TOKK
Clouds
11.86
WEB版「TOKK」が「TOKK関西」にリニューアル
URLが変更になりました
検索する
閉じる
宝塚 TOKK
Clouds
11.86
26.03.24
中島 美加
生まれも育ちも甲子園。書くことが大好きで、大学4回生からライター業をスタート。

米作の農業をやりながら、映像制作に打ち込み続けたという安田淳一監督が撮った「侍タイムスリッパー」。2年前に日本アカデミー賞最優秀賞をはじめ、多くの賞をとり、大ヒットしたことで知られています。通常、莫大な費用とキャストが必要な時代劇を、原作も自分で書いて、自主制作で撮ろうとした監督。資金繰りがうまくいかず、あきらめかけたところ「脚本がおもしろいからぜひ作り上げてほしい」と協力の手を差し伸べたのが東映の京都撮影所だったそう。撮影所が空いてる日を縫いくぐり使わせてもらい、10名ほどのロケ隊で半年かけて撮影したというあっぱれな作品です。
物語は幕末から始まります。会津藩士の高坂新左衛門が「長州藩の藩士を討て」という密命を果たすべく刃を交えた際に、落雷に遭遇。目を覚ますと現代の時代劇撮影所だったという展開です。自分が死守しようとしていた江戸幕府がほろんだということに愕然としながら、実直で生真面目な幕末の田舎侍が現代の時代劇制作シーンで斬られ役という生き方を見つけていくのですが…。

©2024未来映画社
映画館に行きそびれた私は自宅のテレビでなにげなく鑑賞しました。が、のめり込んでしまいました。ストーリーが義理人情にあふれていて、胸にじーんとくるんです。そして何より高坂新左衛門役の山口馬木也さんが、とってもイイのです。知らなかったのですが、これまでにも大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や湊かなえの「告白」などにも出演されていた味わい深い俳優さんで、この映画でブルーリボン賞の主演男優賞をとっています。東映の撮影所を使っているだけあって格闘シーンなどとても迫力があるのでこれはスクリーンで改めて観たいと思う作品でした。
ストーリーの面白さと主人公の魅力から宝塚歌劇の演目にもなりました。今年のはじめ、月組が映画同様のタイトル「侍タイムスリッパー」で東京国際フォーラムのホール、箕面市立文化芸能劇場にて公演し、華やかで楽しい演目だったと評判が良かったことでも知られています。もしも公演をご覧になった方で映画を見ていない方にも、復習がてらにおすすめです。
宝塚ソリオホールで4月16日に朝と昼、二回上映します。全席自由ですが席に限りがあるので前売りを早めにお求めくださいね。
| イベント名 | シネマ・イン・ソリオ 侍タイムスリッパー |
| 日時 | 4月16日(木) ①10:00開場 10:30上映 ②14:00開場 14:30上映 |
| 料金 | 前売り1,000円 当日1,200円 |
| 問い合わせ | 0797‐85‐8844(宝塚市文化財団) |
| URL | https://takarazuka-c.jp/t-clip/event/movie/entry-2048.html |
| 店舗・施設・スポット名 | 宝塚ソリオホール |
| 時間 | 9:00~17:00 |
| 定休日 | 年末年始 |
| 問い合わせ | 0797‐81‐8200 |
| アクセス | 阪急宝塚駅下車すぐ |
| 住所 | 宝塚市栄町2丁目1‐1 ソリオ1 3階【MAP】 |
| 公式URL | https://takarazuka-c.jp/soriohall/ |
宝塚ライター
おすすめ記事
おすすめエリア