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「みんなでつくる宝塚コドモ博」の作品制作クルーを体験@宝塚市立文化芸術センター

26.02.12

中島 美加

中島 美加

生まれも育ちも甲子園。書くことが大好きで、大学4回生からライター業をスタート。

「みんなでつくる宝塚コドモ博」の作品制作クルーを体験@宝塚市立文化芸術センター
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2月20日から4月12日まで宝塚市立文化芸術センターで開催される「みんなでつくる宝塚コドモ博」。ポスターの真っ赤なメガロケロス(約200万年前から7700年前、ユーラシア大陸に生息していた史上最大級のシカ科の動物)がインパクトありますよね。二カ月近くの長期開催のこの展覧会、ターゲットは昔、コドモだった人と今のコドモです。

この展覧会、まず最初の展示室には文化芸術センターが「宝塚ファミリーランド」の跡地であることにスポットをあて、ファミリーランドで楽しい思い出がたくさんある当時の子ども達が懐かしむことができる展示があります。その後、美術家・藤浩志さんの作品展へと続くのですが、その展示室の作品制作や展示作業を手伝うボランティアクルーをただいま募集中とのこと。気になるので行ってきました。

持ち物は軍手と上履き、メモ。芸術センスがゼロな私は緊張しながら文化芸術センターの二階へ。藤さんは奥様と娘さんの三人で来られていました。

参加されている人の中に小さい時に「かえっこバザール」に参加して楽しかったので参加したという高校生がいました。「かえっこバザール」とは藤夫妻が手掛けるプロジェクトで、いらなくなったおもちゃを、こども同士、交換できないかという発想から生まれた活動です。宝塚では文化芸術センターで、かえっこバザールを定期的に開催しています。そもそも藤家の二人の娘さんが遊ばなくなったおもちゃを処分せずに活かせたら、という経験からだそうで、その時幼かった娘さんがもう大人になられているという事実を目の当たりにし、プロジェクトの歴史を感じました。

小学2年生を連れたお父さんや藤さんの作品を見たことがあって興味を覚えてこられた人、いつもは子どものワークショップの付き添いだけど、今日は自分が作品づくりを楽しみたいという人まで、さまざまな想いで集まってきたメンバー。その周りには、カラフルなものがあれこれ並んでいます。ペットボトルのキャップや電子基板、カセットテープ、オクラやみかん、玉ねぎが入っていたビニール袋、ぬいぐるみの綿を抜いたもの、お菓子の袋など。これらは藤さんが大事に集めてきた作品の材料なんです。

ポスターのメガロケロスをはじめ、藤さんがトイザウルスと名付ける恐竜シリーズなど。どれも遠くから見ると気づかないけれど、近くで見ると使われなくなった玩具を寄せ集めて作られているのです。それはまるでレゴのようなパッチワークのような、立体切り絵です。会期を前にそれらの作品を近くで見られるのは、クルーの特権ですね。

「材料を好きに使って、いきものを好きに作ってください」という宿題を出された後、藤さんはクルーの作った作品やこれから増える作品を吊り下げる場所として宝塚の山からもらった木の枝を組み合わせていました。森をイメージしているそうで、展覧会の本番、どうなっているのかと、わくわくします。

1時間ほどたったところで、みなさん、作品を作り上げていました。丸い玉からカエルのお腹を発想したという人、ぬいぐるみの抜けがらをつないでアルマジロを思いついた人など、独創的な子が誕生していました。私は…宝塚ファミリーランドで一番思い入れがあるホワイトタイガーを作ろうと考えていたのですが、うまく作ることを気にしたら、何も浮かばず。取材だけで終わってしまいました。藤さんの「何を作るかイメージするのでなく、材料を見て発想する方がうまくいく」という言葉の通りでした。

展示会前の会場に入り、その展示のお手伝いをしたり、自分の作品が展示会に並ぶという貴重な体験ができるクルーというシステム。1日だけの参加も数日通しての参加も可能なので、スケジュールがあえば体験してみてください。

帰りにお礼として「みんなでつくる宝塚コドモ博」のチケットと館内施設利用券をいただきました。1階のカフェでコーヒーを一杯いただきながら「みんなでつくる宝塚コドモ博」とは、本当にみんなで作る文化祭的要素が楽しいなぁとしみじみ。今後、会期中に展示室の案内クルーも募集する予定だそうなので、公式サイトをチェックしなくては。

※クルー募集の詳細はこちらから確認してください。
https://takarazuka-arts-center.jp/post-event/post-event-8158/

イベント名みんなでつくる宝塚コドモ博
期間2月20日(金)~ 4月12日(日)
10:00~18:00(入場は~17:30)
料金一般 1,000円 ※高校生以下無料。
※一回のチケット購入で会期中何回でも入場可能。
イベントURLhttps://takarazuka-arts-center.jp/post-exhibition/post-exhibition-8013/
店舗・施設・スポット名宝塚市立文化芸術センター
時間10:00~18:00 メインガーデンは~17:00
定休日月曜(祝日の場合は翌平日)
問い合わせ先0797‐62‐6800
アクセス阪急宝塚南口駅下車 約6分
阪急宝塚駅下車 約11分
住所宝塚市武庫川町7‐64【MAP
公式URLhttps://takarazuka-arts-center.jp/

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中島 美加

宝塚ライター

中島 美加

生まれも育ちも甲子園。書くことが大好きで、大学4回生からライター業をスタート。卒業後は当時、 冊子スタイルだった「TOKK」のライターとして、執筆していました。

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