宝塚 TOKK
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宝塚 TOKK
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26.04.10
中島 美加
生まれも育ちも甲子園。書くことが大好きで、大学4回生からライター業をスタート。

笹部新太郎氏といえば、阪神間ではよく知られた植物学者。大阪造幣局の通り抜けの桜や西宮市の桜の名所・夙川や甲山界隈の桜の管理など、関西一円で桜に関する事業を手掛けた人です。笹部桜という、氏の名前がついた桜があるのもご存じでは?
大阪出身で、東京帝国大学(今の東京大学)在学中に桜研究に没頭しました。そして卒業後、宝塚市武田尾に桜の研究をするための演習林として造園したのが「亦楽山荘(えきらくさんそう)」。そこで日本古来の桜・ヤマザクラ、サトザクラの保護と育成に生涯をささげました。その桜にかける熱い生きざまは、水上勉氏の小説『櫻守』に出てくる登場人物のモデルにもなっています。

その亦楽山荘は笹部氏の死後、遺族によって一部寄贈されたり宝塚市が購入し、1999年から宝塚市の里山公園「桜の園」となりました。
「桜の園」で見ることができる桜は街中に多いソメイヨシノではなく、ほとんどが昔から野山に自生していた野生種。代表格はヤマザクラで、ソメイヨシノよりも1週間ほど遅く開花します。ということは、これから10日ほどが満開の見頃かと。しかもヤマザクラ以外にもオオシマザクラ、ウワミズザクラなどたくさんの種類の桜が順々に時間差で咲いていくので、お花見が長く楽しめるのが魅力です。

「桜の園」の誕生と同時に結成された「櫻守の会」がこの里山を整備し、守る活動をしています。会長の清水厚真さんにお聞きすると「笹部さんの植えたものに加えていろんな桜が楽しめます。ウグイスの声も楽しめますよ。そして桜だけでなく、新緑のモミジもとても美しいです。」と魅力を教えてもらいました。現在、櫻守の会は会員87名。随時会員募集中です。自然が好きな方は体験参加もあり、ホームページから応募可能だそう。

ぜひ、この春は武田尾の里山「桜の園」に足をのばしてみてください。JR福知山線の廃線敷を歩くのでプチ冒険気分も味わえます。ただし山道なので、しっかりと歩く用意をしておでかけください。
※写真は櫻守の会のHPより抜粋させていただきました
| 店舗・施設・スポット名 | 桜の園 亦楽山荘 |
| 時間 | ‐ |
| 定休日 | ‐ |
| 問い合わせ | 0797‐77‐2021(宝塚市 公園河川課) 080‐6165‐6792(櫻守の会・清水氏) |
| アクセス | JR武田尾駅下車 約21分 |
| 住所 | 宝塚市切畑長尾山【MAP】 |
| 公式URL | https://www.sakuramori.net/ |
宝塚ライター
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