豊中・伊丹 TOKK
Rain
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豊中・伊丹 TOKK
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13.08
26.01.22
marimo
生まれも育ちも関西の編集者。ガイドブックや情報誌の制作に携わりつつ、取材や散歩で見つける小さな面白さをコレクション中。

気持ち晴れやかな新年。みなさん初詣にはもう出かけましたか? まだの方も、巡り足りないという方も、古社が集まる豊中・伊丹エリアへ参拝しにいきましょう! 社寺にまつわるクイズを用意したので、ぜひ豆知識をゲットしてから訪れてみてくださいね。正解すれば幸先良い令和8(2026)年のスタートを切れるかも……?
豊中市には奈良時代から約1300年の歴史をもつ寺があります。行基ゆかりのその寺は、毎年境内の随所に色とりどりの「ある花」が咲くことで有名です。その寺の名称と、花の名が入った通称の組み合わせとして正しいものは、次のうちどれでしょう。
A. 東光院 萩の寺
B. 洞玄寺 ぼたん寺
C. 法金剛院 蓮の寺
D. 東林院 沙羅双樹の寺
○【A】東光院 萩の寺
正解です。
高僧行基が開創した東光院。奈良時代に行基が淀川のほとりで民衆の火葬を行った際、その地に群生していた萩の花を供えたことをきっかけに、境内に供養花として萩が植えられるようになりました。以来、約1,300年ものあいだ萩は大切に守り育てられ、東光院は「萩の寺」として親しまれるようになりました。
境内には約3,000株にも及ぶ色とりどりの萩が植えられており、毎年9月の秋彼岸のころに咲き誇ります。
東光院は自然美と歴史背景が共存する空間として高く評価され、大阪府民の投票で「大阪みどりの百選」にも選ばれています。
×【B】洞玄寺 ぼたん寺
洞玄寺は、京都府福知山市石原にあり、安土・桃山時代の石原城址に建てられた寺院。境内には当時の土塁や空堀が残っています。
また、春には約30種の色とりどりのボタンが咲き誇り、「ぼたん寺」の名でも知られる花の名所。地域の歴史と自然が感じられる寺として「福知山の花の十景」にも選ばれています。
×【C】法金剛院 蓮の寺
法金剛院は京都市右京区にある古刹で、「蓮の寺」の通称でも知られています。関西花の寺第一三番霊場に数えられ、四季折々の花が楽しめる境内の中でも、7月ごろに見頃を迎える蓮が有名。朝から大輪の花を目当てに参拝者が訪れます。
本尊の阿弥陀如来像は国宝で、重要文化財も多く伝わっています。拝観日は毎月15日または特別拝観期間のみ。
×【D】東林院 沙羅双樹の寺
東林院は京都市右京区にある妙心寺塔頭の一つで、「沙羅双樹の寺」として知られています。普段は非公開ですが、初夏に沙羅の花が見頃を迎える時期には「沙羅の花を愛でる会」が開かれ、花を鑑賞しながら精進料理や抹茶を楽しめます。
秋には、住職手作りの梵燈と約800本の蝋燭が白砂や苔の庭を照らす夜間特別拝観も行われ、幻想的な景観が広がります。
阪急服部天神駅の近くにある服部天神宮は、「足の神様」を祀る神社として有名です。足の病気の治癒や健脚を願う人だけでなく、サッカー選手や陸上競技の選手なども全国から参拝に訪れます。では、この神社が「足の神様」と呼ばれるようになった理由は、次のうちどれでしょうか。
A. 野口みずきさんがオリンピック前に参拝して金メダルを獲得したから
B. 足の形をした珍しいお地蔵様「足地蔵」がいるから
C. ご祭神が足を負傷して回復した伝承があるから
D. 神社の参道に“足つぼ”があるから
×【A】野口みずきさんがオリンピック前に参拝して金メダルを獲得したから
マラソンランナーの野口みずきさんが参拝したことで知られているのは、三重県伊勢市にある宇治神社です。「足神さん」の名で親しまれ、足の病気平癒や疲労回復を願う人々から篤く信仰されています。
宝暦年間、足を傷めた老狐を手厚く葬ったことが信仰の起源と伝えられ、草鞋を奉納する習わしが残っています。野口さんがアテネ五輪前に参拝し金メダルを獲得したことで、全国的に注目を集めました。
×【B】足の形をした珍しいお地蔵様「足地蔵」がいるから
「足地蔵」で知られるのは、静岡県島田市にある満家山 三光寺です。昔この地で切断された片足を拾い、先代住職が手厚く弔ったことから、足にまつわる病気や不調にご利益があると信仰されるようになりました。
豊かな自然に囲まれた境内は眺望にも恵まれ、裏山には全長約900メートルの三十三観音巡礼路になぞらえた遊歩道が整備され、参拝とあわせて散策も楽しめます。
○【C】ご祭神が足を負傷して回復した伝承があるから
正解です。
服部天神宮が「足の神様」と呼ばれる由来は、菅原道真の伝承にあります。道真が大宰府へ向かう途中、この地で足の病により動けなくなり、当地の神に病気平癒を祈願したところ、不思議と快復し無事に旅を続けることができたと伝えられています。のちに足の病に霊験あらたかな神社として信仰が広まりました。
現在も足の痛みや健康を願う人、スポーツやリハビリに励む人が全国から参拝に訪れ、「足守(あしまもり)」や足腰の痛みからの回復を祈願した草履型のお守りが人気です。
×【D】神社の参道に「足つぼ」があるから
参道に「足つぼ」があることで知られているのは、埼玉県川越市の川越熊野神社です。境内には小石が敷き詰められた「足踏み健康ロード」が整備され、裸足で歩きながら足裏のつぼを刺激し、健康を願います。
御社紋は三本足の八咫烏(やたがらす)で、八咫烏にちなんだおみくじやお守りなどの授与品も人気です。境内には「ジャンボ八咫烏様」もあります。
約3,000坪の神域に17もの社が並ぶ猪名野神社。広大な敷地に厳かな雰囲気が漂うこの神社には、「あるもの」が約100個置かれています。それは次のうちどれでしょう。
A. うさぎみくじ
B. 羅漢像
C. くくり猿
D. 石灯篭
×【A】うさぎみくじ
「うさぎみくじ」で知られているのは、京都市左京区の東天王岡﨑神社です。
多くの御子神を授かった御祭神を祀り、子授けや安産の神として信仰を集めています。かつて一帯が野うさぎの生息地だったことから、うさぎは神使いと伝えられてきました。「うさぎみくじお守り」のかわいらしい容器がずらりと並ぶ、愛らしい風景がSNSを中心に話題になっています。
×【B】羅漢像
羅漢像が数多く並ぶことで知られているのは、京都市右京区にある愛宕念仏寺です。
昭和55(1980)年から約10年をかけて境内の本格的な復興事業が行われ、その際、寺門興隆を願って羅漢像を安置する構想が立てられました。一般参拝者が自ら彫った約1,200体の石像は「千二百羅漢」と呼ばれ、笑い合ったり、杯を交わす姿など一体一体が個性的。境内に並ぶ表情豊かな羅漢像が、訪れる人の心を和ませています。
×【C】くくり猿
「くくり猿」で知られているのは、京都市東山区にある金剛寺 八坂庚申堂です。
日本三庚申の一つに数えられ、平安時代には浄蔵貴所によって庶民も参拝できる庚申信仰の霊場として整えられ、長く信仰を集めてきました。本堂などに吊るされた色鮮やかな布地の「くくり猿」は、猿が手足をくくられ動けない姿を表し、欲に走らないようにとの戒めを込めたもので、写真映えする光景としても人気を集めています。
○【D】石灯篭
正解です。
猪名野神社の境内には、酒造家や商人の寄進による石灯籠が約100基並び、伊丹が酒造りの町として栄えてきた歴史を今に伝えています。灯籠の中には見上げるほどの高さがあるものも。
猪名野神社は延喜4(904)年、宇多天皇の勅願により現在地へ勧請されたと伝わる由緒ある古社で、戦国時代に焼失した後、慶長6(1601)年に再興されました。
境内にあるムクロジは、樹高約13.5mの巨木で、その珍しさから伊丹市の天然記念物に指定されています。また、伊丹出身の俳人・上島鬼貫(おにつら)が詠んだ「鳥は未だ 口もほどけず 初桜」の句碑があります。
歴史と文化の薫りを感じに、ぜひ足を運んでみてください。
写真提供:(公財)大阪観光局
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ライター
marimo
好奇心に突き動かされて行動する自由人タイプ。些細なことでもすぐに笑ってしまうので、シリアスな場面には弱い。 趣味は陶器市、蚤の市やアンティークショップでの掘り出し物探し。インテリアを整えたり、片付けや断捨離をしたり、自分だけの心地よい空間を作るのも密かな楽しみ。
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